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(前回からの続き)
20年前に購入したロードレーサーの修理を頼みに、ビンテージイタリアンバイクを扱う近所の自転車屋に行くことになりました。
故障の原因は、やはりディレイラーではなくて、デュアルコントロールレバーでした。ただ、20年も前の交換部品はないので修理は無理のようです。レバーを丸ごと別のものに取り換えるにしても、僕の自転車は8速、最近は10速が標準なので、互換性など検証が必要です。
そこでひとつの提案がありました。それは、昔ながらのダブルレバーに交換することでした。ワイヤーのアウターケーブルを受ける部品を取り付ける台座が、ダウンチューブのちょうどいい位置に直付けされており利用出来るのです。
いかにもビンテージイタリアンバイクのお店らしいアイディアです。
デュアルコントロールレバーというものはブレーキレバーとシフトレバーを一体化させたものなので、ハンドルから手をはなさずに変速ができます。90年代前半に日本のメーカーが開発したもので。その後世界的に普及しました。
僕がこのロードレーサーをオーダーした頃は、正に普及期だったので、当然のごとく選択したのです。
一度デュアルコントロールレバーを使うと、あの便利さは捨て難いものがあります。
しかしながら、今の時代ダブルレバーは、希少価値があり、クラシックなフォルムを演出するアイテムともなります。
←デュアルコントロールレバーの見本
下の写真はダブルレバーの見本
↓
僕の自転車のフレームは、クロモリのパイプをラグで繋ぎ合わせて溶接したものです。カーボンフレームなどない1970年代から1980年代のスタイルがベースになっています。
つまり、ビンテージイタリアンバイクにかなり近いタイプなのです。
むしろダブルレバーの方がよく似合うはずです。
スポーツ的な乗り方をするつもりはありません。
また、デュアルコントロールレバーの故障は、実は今回が二回目ということもあり、機能性よりもビンテージ風のオシャレ?な自転車にリニューアルするという方が魅力的に思えてきました。
答えは決まりました。
ちょっとした修理のつもりが、思わぬ展開となりました。
お店の人にしてやられた感もありますが、自分が望んでいたことを引き出してくれたのだと思います。
そうと決まったので、ペダルもフラットなエアロタイプから、クラシックなタイプに交換することにしました。
(続く)
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