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1985年9月の来日公演直前の、テルアビブでのライブ録音。マーラーはこの頃あまり聴いていな かったのですが、巷を賑わせているマーラー9番を興味本位で購入してみました。 『こりゃ、久しぶりにド級な演奏を聴いたな』というのが率直な感想です。 この録音があれば、まずは良いんじゃないのかな?と思いました。 9番の1楽章は、聴いているだけでも技術的にも音楽的にも難しそうだなと思うのですが、 これだけダイナミックで、伸び伸びと中身の詰まった演奏は思わず引き込まれそうです。 バーンスタインのマーラーは喜怒哀楽の中を独特の節回しで行き来するのですが、その節回しも 決まっており、ドロドロッとしてると思いきや、いきなりパァーッと明るくなったり。 3楽章なんかは、バーンスタインのやりたい放題と言ったら語弊があるかもしれませんが、 強烈な音をイスラエルフィルも出しており、どの箇所を聴いても凄のある恐怖さえ感じます。 4楽章は、イスラエルフィル渾身の演奏なのではないでしょうか?弦楽器も大変豊かで美しく、 逆に険しい表情の音も十二分に出ており、改めてハーモニーの何たるやを思い知らされました。 また、音質もLive録音の成功例だと思います。1連のグラモフォンとのライブ録音と比べると 弦楽器もやわらかく、木管も抜けており、金管楽器はバリバリッと鳴り、打楽器は骨格が確りし ていて、空間もスケール豊かに録れており、ほぼ文句ありません。 イスラエルフィルと成し遂げたマーラーは、人間バーンスタインを思い知りました。
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私も先日このCDを購入して、同曲で感動を新たに致しました。
仰る通り、素晴らしい演奏ですね!
トラックバックさせて頂きます。
2012/5/7(月) 午前 10:23
Kapellさんこんばんは。トラックバックありがとうございます。
新たなフレッシュさを感じられたバーンスタインの演奏は手放しに感動しました。改めてバーンスタインの凄さを実感です。
2012/5/7(月) 午後 9:54 [ Natu ]
ご無沙汰しています。
私,最近,トートツにこの曲が好きになりまして,色々聴いています。
バーンスタイン&BPO,カラヤン&BPO,ジュリーニ&CSO,
ブーレーズ&CSO,ラトル&VPOなどです。
バーンスタインの全身全霊を注いだ演奏も,ブーレーズの分析しきった冷めた演奏も,受け入れてしまうこの曲は,本当に奥深いと思います。
まだまだ咀嚼しておらず,記事には至りませんが,いやー本当にこの曲は深いと思います。
2014/8/12(火) 午前 0:03
JAZZCLUBさん、こんばんは。
マーラーの9番にはまり始めたら、当分は抜け出せないと思います。JAZZCLUBさんのコメントを読んでいると、私が初めてマーラー9番を聴いた時に純粋に音楽って凄いな、と思い知った記憶が明晰に蘇ってきます。
私も今度久しぶりに聴いてみます。ありがとうございます。
2014/8/13(水) 午前 1:43 [ Natu ]