泥沼なオーディオと音楽。

北海道、素晴らしかった。更新が滞り、すみません。

現代曲

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サイモン・ラトル ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 2009年(シェーンベルク編曲)

ベルリンフィルとシェーンベルク=カラヤンが1970年代に自費を投じてまで録音したといわれる
渾身のグラモフォン盤。

シェーンベルクが好き嫌いというレベルを超越した当時のカラヤンとベルリンフィルの合奏能力
の凄まじさを世界中に改めて知らしめた1枚。


今回のラトルとベルリンフィルは、ブラームスのピアノ四重奏曲第1番(元曲)の管弦楽版です。
ちょっと調べてみると、ラトルは30年以上前に既に録音済みとの事。

元曲より、管弦楽版の方が私は自然に聴こえますし、美しい。その美しさを的確に捉えてる
EMI録音も高いレベルにあり、フィルハーモニーザールの録音のノウハウが備わりつつある。

フィルハーモニーザールを揺るがすベルリンフィルの量感と質感のバランスはEMIを褒めたい。

今回のラトル盤でのベルリンフィルの力添えもお見事ですが、ラトルの指揮さばきは
全てが見えてるかのようで、その響きの繊細さや豊かさは明らかに曲慣れしてるし、相性抜群。


しかし、レコード芸術誌のレコード大賞銀賞を受賞したのは何でかな?
素直に、シェーンベルクの芸術性を解き放ったラトルとベルリンフィルを評価しての受賞で
あれば、シェーンベルクもそのうち現代曲でなくなるのかも…?

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ムターが、2003年に録音したチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲カップリングとして
コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲が収録されています。

実は、最近始めて聴いたのですが、なかなか聴かせる音楽で、私が聴く限りでは技巧的な面も
勿論盛り込まれていて、ムターにうってつけなのですが、

技巧で終わらずに、ロマンティックな面もあるんです。現代曲は終始技巧的に行き過ぎる
面が見受けられるんですけど、コルンゴルトはまったくそんなことがないです。


ムターの伸び伸びとした濃くのある音や、プレヴィンの指揮するロンドン交響楽団の
抜群の安定感、

特に、プレヴィンはこうゆう音楽を指揮すると本領を発揮するようで、ロマンティックな曲を
過不足無く、やりすぎると臭くなってしまうような曲をプレヴィンは巧く指揮するんです。

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シェーンブルン宮殿庭園にて ヴェルザー=メスト指揮ウィーンフィル

最近、ウィーンのシェーンブルン宮殿庭園でのコンサート模様を録音したCDが発売され、6月のコンサートが1ヶ月ほどでリリースされるとはニューイヤーコンサート並みの製作スピード。

しかしニューイヤーコンサートはここ何年もCDを購入してなく、個人的にニューイヤーコンサート自体が何か枠にとらわれていると言うか、硬直して見えるんです、あの雰囲気が。

念のため書いておきますが、シェーンブルン宮殿コンサートは野外コンサートです。


今回惹かれたのはあの名門ウィーンフィルがスターウォーズを演奏した事で、馬力のあるしなやかなスターウォーズが目の前に広がり、

ジョン・ウィリアムズが指揮した演奏と比べると腰が据わって大らかな気がします。決してイケイケな演奏ではありませんが、流石だなぁと思わせる確かさがウィーンフィル。

こうなるとベルリンフィルやシカゴ響のスターウォーズも聴いてみたい(笑)

あとは、お決まりのシュトラウスが散りばめられていて、野外コンサートでもいつものウィーンフィルが聴けるのは嬉しいし、録音も野外コンサートとしてはクオリティに不足はありません。

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1985/1988年のロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライブ録音。

結論から言うと、このディスクはわざわざ日本で発売するほどのレベルではないと思うのが正直なところです。

シェーンベルクの浄夜は素直に私も聴ほれました、あれほどのざわざわした弦楽器による緊張感あふれ美しすぎる浄夜は、私の現代曲に対するもやもやしたものを簡単に吹き飛ばしてくれました。



しかし、85年のベートヴェン4番と英雄の生涯、特に後半の英雄の生涯のアンサンブルの荒さは少し悲しかったです。

カラヤンの体力的な衰えか分かりませんが、何かがマイナスに作用したコンサートだったのではと推測。

88年の後半プロのブラームス1番は、いかんせんマスタリングが酷すぎる。これじゃぁ、聴けないですよ。テスタメントさん(怒)!


生誕100周年だからと…なんでも出していいわけでははない。日本のカラヤンファンを馬鹿にしないで下さいと言いたいです。というのは大袈裟ですが、私にはクエスチョンです。

ファイナル・アリス

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表題のファイナル・アリス、これだけでピンと来た方がいらっしゃったら流石です。

アメリカの現代作曲家、トレディチがアメリカ建国200年絡みで、ショルティ/シカゴ交響楽団に捧げたオペラ風なオペラ?です。



1980年/メディナテンプルでの録音でして、演奏/録音とも聴いてて面白いです。どんどんヴォリュームを上げて聴いて欲しいです。

シカゴ響ご自慢の金管の咆哮が、弦楽器の切れ味と厚みが、それだけならともかく、突き抜けるような現代録音とは一味違う空間性が素晴らしい。妙に生っぽいのが特徴です。

バーバラ・ヘンドリックスのソプラノがまたシカゴ響と互角に歌いあっているのだけを聴くだけでも興奮します、が、ヘンドリックスの引き締まった耳辺りのいい、くすぐられる様な声が魅力です。



あのアリスの話の一部分を使用したファイナル・アリス。現代作曲家だとは思えない、うそ臭く空々しくないメロディラインは、現代作曲家を見直させていただきました(敬礼)。

こんなに聴いてて面白い現代曲も珍しいと思います。現代曲というとなんだか引いてしまう感がある私ですが、今回は現代曲否定病完治。


この盤を企画したタワーレコードに感謝申します。タワーレコードはイマイチぱっとしないなぁと避けてましたが、こちらも見直しました。しかも1000円には驚き。

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