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サイモン・ラトル ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 2009年(シェーンベルク編曲) ベルリンフィルとシェーンベルク=カラヤンが1970年代に自費を投じてまで録音したといわれる 渾身のグラモフォン盤。 シェーンベルクが好き嫌いというレベルを超越した当時のカラヤンとベルリンフィルの合奏能力 の凄まじさを世界中に改めて知らしめた1枚。 今回のラトルとベルリンフィルは、ブラームスのピアノ四重奏曲第1番(元曲)の管弦楽版です。 ちょっと調べてみると、ラトルは30年以上前に既に録音済みとの事。 元曲より、管弦楽版の方が私は自然に聴こえますし、美しい。その美しさを的確に捉えてる EMI録音も高いレベルにあり、フィルハーモニーザールの録音のノウハウが備わりつつある。 フィルハーモニーザールを揺るがすベルリンフィルの量感と質感のバランスはEMIを褒めたい。 今回のラトル盤でのベルリンフィルの力添えもお見事ですが、ラトルの指揮さばきは 全てが見えてるかのようで、その響きの繊細さや豊かさは明らかに曲慣れしてるし、相性抜群。 しかし、レコード芸術誌のレコード大賞銀賞を受賞したのは何でかな?
素直に、シェーンベルクの芸術性を解き放ったラトルとベルリンフィルを評価しての受賞で あれば、シェーンベルクもそのうち現代曲でなくなるのかも…? |

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