泥沼なオーディオと音楽。

北海道、素晴らしかった。更新が滞り、すみません。

ブルックナー

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チェリビダッケ ブルックナー4番 ムジークフェラインザール(1989)

最近、SONYからチェリビダッケ・ブルックナーボックスが発売されました。

内容としては、6・7・8番のDVD3枚と4番のCDのセットから構成されており、個人的には
4番のCDが目当てであり、正直DVDは要らないので購入に迷いがありましたが、

仕方なくと言ったらチェビダッケに失礼ですが、4番のCDに大いなる期待をこめて買いました。


結果的には素晴らしい演奏で、EMI盤を普段から愛聴している私ですが、今回のSONY盤も
大いに心を揺さぶられる名演であること間違いないです。

特に普段はチェビダッケはガスタイク・フィルハーモニーでの録音を聴く機会が多く、
ムジークフェラインザールの豊かで華麗な響きにも改めて魅了されました。

余すところ無くミュンヘン・フィルのハーモニーが味わえ、ガスタイク・フィルハーモニーの
EMI盤とは違った魅力が放たれてます。

終楽章フィナーレの偉大さは相変わらずで、EMI盤は終演後の拍手がカットされていますが、

SONY盤は拍手が収録されており、終演後直後の静寂から、まばらに拍手が始まり…、
聴衆の『何か凄いものを聴いてしまった』という心の代弁が私にはヒシヒシと感じ取れます。

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ブルックナー4番 チェリビダッケ/ミュンヘンフィル(EMI/1988)

前は、4番はブルックナーの中でも聴きやすい部類の交響曲だなと思ってたのですが、
最近はその浸しみやすさの中に、音楽的な重みのある良い曲だなと感じられてきました。

単に私の中での心境の変化だけの話ですが。


チェリビダッケのブルックナー4番は、もう何年も聴いていますが、やっぱり好きです。

聴き終えた後、突如、頭の中に訪れる感覚的な4番の全体像がズシッと来るのと同時に、
満足感が覆いかぶさってきます。

特に、4楽章フィナーレでの緻密にて巨大なスケールは正に圧巻。

全体を通しても、時折聴けるその室内楽的な響きがまた美しい。

チェリビダッケの独特のそのテンポがうまく功を奏している、という言い方は本来間違った
表現かもしませんが、音楽が全く無理をせずに、あたかもその響きが必然の様に聴こえます。

音楽が自ら語りかけてくるかのような、その立体的な響きに惹かれます。

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1968年ウィーン芸術週間 6月2日 ブルックナー:交響曲第5番

ブルックナーは個人的なチェリビダッケ熱で私の中ではじけ、始まりました。1968年ウィーン芸術週間を納めたクレンペラーのウィーンフィルBOXからブルックナー5番。

ブルックナー5番は、それこそチェリビダッケの伝説的な東京ライブでぞっこんになってしまい、そのミュンフェンフィルの響きに酔いしれているんですが、


クレンペラーの1968年ウィーン芸術週間のブルックナー5番は感動的で壮大でした。

特に4楽章はスケールがでかい、チェリビダッケの東京ライブの4楽章はあえて言うと少し私には間延びして聴こえる箇所があり、少し気になっていたのですが、

クレンペラーの4楽章は抜群の集中力が物凄い。作品そのものの底力を実感させてくれるかのような圧倒的な音の波はただただ圧巻。


なんなんでしょうか?クレンペラーの原動力って。

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オイゲン・ヨッフム  ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団(1983年/ヘラクレスザール)

このディスク、録音年月日はそれこそ古いのですが、最近出た新譜でして(変ですね)、ヨッフムの指揮したブルックナー9番では最後の方らしいのです。

ヨッフムの80年代の、ライブ録音でちょこちょこ出てるブルックナーはなかなか高評価が続いていたので、9番を買ってみました。


ブルックナーはまだ、聴き始めて1年ちょっとでして経験が不足してます。でも、今日聴いてみて思ったことは、

『ブルックナーの9番は、アダージョ(3楽章)が核なんだな』と、生意気なことを考えたりも。


3楽章が始まったとたんに、強い説得力のテンポで展開されていき、重みのある音楽へ変貌。

無垢の響きは、ヨッフムが自身の解釈が確信に変わったときに起こる清き力強い音楽……美しい。結局、聴き終えた後の充実度は中々のモノ。

ミュンヘンフィルも良く統制されていて、チェリビダッケの影響も少なからず滲み出ていたと思います。


どうだ!これがブルックナーだ!ではなくて、自然体のブルックナーでした。
クリスティアン・ティーレマン ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団
ブルックナー 交響曲5番 (2007/11/4 サントリーホール)
http://www.universal-music.co.jp/classics/release/artist/photo_files/christian_thielemann.jpg
チケットを買いました。高かったですが、ミュンヘンフィルのブルックナーをサントリーホールで聴けるのであれば、ある程度までは幾らでも出します。

まだまだ5ヶ月ほど先の話ですが、後にも先にも体験できない次元の音楽を体験できたら良いなと思ってます。

座席も、サントリーホールの2階席中央、楽しみです。


やっぱり、チェリビダッケの1986年のサントリーホールでのブルックナー交響曲5番の録音の影響は僕の中で計り知れないほど大きかったみたいで、ティーレマン/ミュンヘンフィルがあのブルックナー交響曲5番をサントリーホールで演奏するという事を知った時、、、

僕も指揮者は違えども、同一な体験をしたい!!と強く思いました。


チェリビダッケ/ミュンヘンフィルは僕の中では完全に神懸りなコンビとなっており、チェリビダッケ亡き後、レヴァインがミュンヘンフィルの音楽監督となりました。なぜ、ミュンヘンフィルがチェリビダッケのほぼ対極に位置するレヴァインを音楽監督に招いたのかは全く理解できません。

レヴァインが音楽監督を辞めた後、現音楽監督、ティーレマンが就任しました。


ティーレマンは、ドイツ音楽界生粋の叩き上げ、今ではバイロイトの常連でして、伝統ある重厚な音楽を創る指揮者と評価されています。

最近も、ウィーンフィルとの定期で、ブルックナー5番や8番を指揮して、スタンディングオーベーションをうけたらししい、、、しかし、ティーレマンもウィーンフィルに少し遠慮している様子だとも書かれていましたが。手兵のミュンヘンフィルでのティーレマンの思うようにやれるブルックナーを日本で聴けることはこの上ない幸せです。

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