泥沼なオーディオと音楽。

北海道、素晴らしかった。更新が滞り、すみません。

ラヴェル

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クラシック名録音106究極ガイド 嶋 護さん著の中から12〜13枚程ピックアップして購入。

今回は、ラヴェル管弦楽曲集 スクロヴァチェフスキ&ミネソタ管弦楽団
(1974/エリートレコーディングス)

そもそもエリートレコーディングスというレーベル名を初めて知りました。知る人ぞ知ると言った
インディプロダクションらしく、優秀録音盤が多いことで有名らしいです。


その中から、始めに【道化師の朝の歌】を聴きましたが、オーケストラの音がホールに放たれた後の
ホールいっぱいの響きをタップリ録り入れたある意味贅沢な録音。

抽象かつ独断な意見で申し訳ないのですが、最新録音とは違った抜群なアナログな空間表現が
ある種の趣のある音として楽しめます。


しかし、この録音はシステムの底力が求められ、特にパワーアンプに本物の力が要求され、
見掛け倒しのパワーではダメかな。

空間表現が優れている録音であることは絶対間違いないですが、そのタップリと録られた
オーケストラ特有の厚く重たく伸びのある開放的な空気感を、、、
リスニングルームに響き渡せば、キャパシティが判断できそうです。

演奏は、ブーレーズの明晰なラヴェルとも、フランス的な演奏とも違う気がしますが、
まったく違和感の無いラヴェルとして聴けました。

ぜひ、あの空気感の真っ只中で、オーケストラの骨格が出現するくらいの音量で聴いてほしいです。

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ブーレーズのダニフスとクロエを聴き終えた後、あぁ…これだよ、と妙に納得してしまいました。


今までに聴いてきたダニフスとクロエは何だったのか?

ダニフスとクロエは旋律の美しさを妙に強調する割には力感に乏しかったり、線が太いのに大まかな演奏だったり、なかなか相対的にバランスを取り指揮するのは難しい曲と思います。

一聴すると華やかな曲ですが、バランスを少し崩せば、聴き手は熱を冷ましてしまうのがダニフスとクロエの


ブーレーズがここまで重い響きを引き出しながら旋律美を損なわない演奏を成功させてるのは、やはりベルリンフィルの音楽的な機能性が陰の立役者と思います。

ブーレーズ盤を聴いてるとき、久しぶりにこの年代のベルリンフィルから、アノ よきカラヤン時代の響きを思わせる音が聴けた事がうれしいです。


ダニフスとクロエの美しい旋律から導き出され、立ちはだかる物理な世界、改めてブーレーズ アッパレ

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