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カラヤン/ベルリンフィル 1971 1970年代初頭 イエス・キリスト教会においての一連の録音の中でも、一際その徹底ぶりで知られる 当盤を紹介したいと思います。 私の中で交響曲の作曲家としてチャイコフスキーは絶対的なポジションでして、 特に5番はキング・オブ・シンフォニー、もちろん、ムラヴィンスキーが絶対。 4番も双璧をなす交響曲として、基礎からガッチリとしたその音楽はリスナーをそそります。 そんな4番、カラヤンの1971年盤は最高のテンションとベルリンフィルの凄まじさが体感できるんです。 1970年代前半、カラヤン/ベルリンフィルのピークと言わており、後に少しづつ時代と共に熱さが 後退していき、その代わり、より完璧主義的な音楽に進んでいくのはご存知の通り。 4番の音楽には、明らかに1971年のカラヤンの音楽感がベストマッチ、そのカリスマ性に十分に 応えているベルリンフィルからも尋常ではないプロ意識を痛感します。 少し例えるなら、1楽章のフィナーレ。こうゆう音楽を振らせたら、カラヤンは宇宙一です。 あざとさコンマ一歩手前、その境界線を知り尽くしているカラヤンだからこそなんです。 録音の質は年代相応ですが1楽章冒頭のホルンだけで、録音する側の気質も感じ取れます。
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