緩速ろ過から生物浄化法ーおいしい水を求めて

現場から学んだ知恵と技術 生物屋 中本信忠の奮闘。目からウロコの話

緩速ろ過・日本Jpn

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境浄水場を2010年6月に見学した
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1923(大正12)年から現在まで、つくり替えもせずに、現役である。貯水池で泥や砂が沈殿するので、目詰まり物が流入しないので、ろ過池しかない。1池4,630m2である。ろ過速度が5m/dなら、1池で1日23,150m3ができる。20池なら、463,000m3の水ができる。東京都では、一人1日240リットルしか使っていない。それなら、193万人分に水道水を供給できる。もし、現在の英国のろ過速度の9.6m/dで給水するなら、380万人に供給できる。東京都の人口は約1千万人なら、この施設だけで、約4割に供給できる計算になる。本当に効率が良く、省エネで、素晴らしい。でも、何故か、東京都水道局は、莫大な経費がかかる高度処理、膜処理が大好きである。イメージ 2
凝集沈殿薬品処理の急速ろ過では、薬品に反応しにくい植物プランクトンは大の苦手である。生物群集による捕捉分解による浄化なら、植物プランクトンは微小動物の餌である。ろ過池の砂層上部で微小動物が活躍するなら、目詰まりはしないので、何カ月でも、ろ過継続することは、可能である。
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 水源貯水池で、生物毒の硫酸銅を時々散布している。その影響がある水が時々流入する。その時は、顕微鏡で見ないとわからない原生動物などが驚いて、逃げる。それは、砂層深部の方向である。また、微小動物も砂層内部に逃げる。流入した元気がない植物プランクトンは、砂の間を難なく通過し、砂層深部まで侵入してしまう。また、大きな植物プランクトンは砂層上部で微小動物に食べられないので、結果的に、目詰まり物質になってしまう。緩速ろ過池の砂層が目詰まりするのは、生物群集が活躍しにくい状態になった時。砂層が目詰せず、砂層内部にプランクトンが侵入しないなら、砂層表面の削りとり作業も、ほとんど必要ない。砂層内部が汚れ無いなら、砂層の天地替えも必要ない。皆が、生物群集による浄化であると認識してくれるとうれしい。
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 越流管の意味を理解してくれないかな。仕組みがあっても、使っていない。もし、ユスリカがでるのが、いやなら、ろ過池に魚を放流すると良い。何故か、生物群集による浄化が素晴らしいと理解しようとしないのか。それは、人間、本来の生物学的本能を信用していないのではないだろうか。水道関係職員の中に、生物を理解できる人が居なくなり、化学屋、機械屋、電気屋しか研究技術者がいない。これが問題である。
砧浄水場を2010年6月に見学した。
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省エネで、良質の水道水をつくることができるのに、何で、莫大な経費がかかる施設に変更したのか。それは、お金が余っているとしか考えられない。
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東京都民は、水道水を直接飲んでいる人は、どれだけだるか。
何で、腎臓透析膜を通過させる水を、トイレや洗濯、庭への散水に使うのか。
ペットボトルを買うのは、水道水は健康に良くない、まずいからではないか。
英国やヨーロッパでは、水道水を直接に飲みだした。それは、蛇口で塩素を感知しないからである。
人間の動物的本能かな。
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東京都には、必要の倍以上の施設能力があるから、緩速ろ過をつぶして、膜処理を導入したのかな。
急速ろ過をつぶして、省エネでおいしい水をつくれる緩速ろ過にする考えは、無かったのかな。

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最新の膜処理施設は、3年で、大改修か、最新技術は未完成。

砧浄水場の膜処理施設は、平成19年3月末に完成した。
国内最大規模の膜ろ過施設が完成し通水を開始しましたので、お知らせします。
この施設の完成により、これまで以上に水道水の安全性向上が図れるとともに、より一層安定的な供給ができるようになります。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2007/03/20h3mf00.htm
原水水質、整備・維持管理費用、運転管理性などから総合的に検討した結果、膜ろ過方式が有利と判断した。本当だろうか。何年、そのままで使えるか。

3年で、大規模改修か。1カ月間も、施設見学中止の知らせ平成21年12月7日にあった。
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/water/motto/event/2009/kinutasisetu_tyusi.html
砧浄水場では、膜ろ過棟内整備工事を行うため、浄水場の施設見学を一時中止します。
中止期間   平成22年1月20日から平成22年2月28日まで

3年で、どういう事か。
ウーン、これはどういうことか。こんなに長い工事期間とは、拡張か、大幅改修か。
拡張なら、省エネ、低炭素社会に逆行である。
家庭用の機器なら、1年間しか保証されない。自動車でも無料保証は1年だ。

よく分からない。

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川崎市で水道菅の大きな破裂事故で洪水が2009.12.2.が報道された。生田浄水場からの工業用水とのこと。そこで、少し調べてみた。1998年1月に見学したことがあった。
昭和9(1934)年、多摩川の伏流水を取水していた稲田水源があった。
昭和13(1938)年に、拡張し、完成した浄水施設であった。
昭和14年には急速ろ過池10池も完成。
昭和16(1941)年には緩速ろ過池6池も完成。
戦後になり、工業用水の需要が大きくなり、井戸を掘り、表流水も取水するようになり、急速ろ過施設を充実した。
1997の生田浄水場のパンフでは
給水能力: 上水道 139,500m3/日
     工業用水 245,000m3/日
      総計  384,500m3/日もある。
稲田水源池:昭和13(1938)年 
  取水能力 50,000m3/日 で多摩川の河川敷に集水埋管を布設し、伏流水を取水。
井戸:第2取水系(8井) 100,000m3/日 
   第3取水系(4井)  50,000m3/日
   第4取水系(9井)  60,000m3/日
   第5取水系(1井)  10,000m3/日
 井戸水は、鉄分があり、除鉄に次亜塩素酸ソーダ注入
稲田取水所:昭和34(1959)年多摩川の表流水を取水 200,000m3/日

生田浄水場の緩速ろ過池は最初は、
面積39.6mx58.9m=2,332m2のろ過池が6池もあった。

濁りが無い水なので、目詰まりをしない。
現在の英国式に9.6m/日でろ過すれば、大量に、容易に、廉価に、
安全でおいしい水ができる。

工業用水用の水にするにはもったいない。
工業用水用の水を飲み水にするようにしたいところだ。

この施設を廃止するとは、もったいない。

緩速ろ過は面積が必要と言われるが、ろ過池しか必要ないが、
急速ろ過は、ろ過池の前後にいろいろな施設が必要である。
汚泥という産業廃棄物も大量にでる。

戦前の施設は、省エネである。大切にしたい。

key words: slow sand filter, Ecological purification system, safe drinking water
緩速ろ過、緩速濾過、生物浄化法、水道

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