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     会社は「行くところまで行く」しかないのか!


 寺さん!寺ちゃん!と呼ばれ、業界仲間から親しまれていた寺田武彦さんが亡くなって間もない今日、朝刊に「寺建」の自己破産の記事が載った。同じく先月の24日にはパソコンソフトの販売から経営コンサルタントへ転身したシービーエムも斉藤駒夫さんが亡くなって2ヶ月ほどでこちらも同じ道を辿った。
 どちらも郡山市内を中心に業績を伸ばしてきた。特に寺建さんは、小生が業界紙に入った3年目に設立され、同時に建設業界が右肩上がりで急成長する中で、着実に業績を上げて、小生も公共事業や民間事業の建築情報を提供したりで長くお世話になった。郡山市内のロータリークラブでは7年間ご一緒させていただいた。いつも笑顔を絶やすことなく、接していただいた若かりし頃を思い出しながら朝刊の記事を読んだ。

 駒夫さんは、ソフト開発の時代におつきあいを頂いた。平成に入ってから、コンピューターの普及とあいまって、建設業界も土木業者を中心に積算ソフトが普及し始まり、小生も仙台の大手メーカーと協力して、積算ソフトの普及販売に泊まりがけで県内各地を駆けめぐった。業界紙のバックアップもあってそのメーカーは県内視野の50%以上を占め売り上げも、ハードとソフトを併せて期間中2億円以上の売り上げを上げた。そのメーカーからは、功労者として海外旅行などの接待を受けて有頂天になっていた頃だった。そんな頃、同じ仙台市にある同業者からも声がかかったが、県内では駒夫さんが、事務所を訪ねてきて「一緒にやって欲しい」と話されたことがいちばん印象に残っている。結局のところは協力関係は実を結ばなかったが、その積極性な姿勢には驚いたものです。

 寺さんも、駒夫さんも同年代だと思うが、まだ60代という若さで逝ってしまったのは残念でならない。建設業界が落ち込む一方で、多くの会社が破たんに追い込まれ、多くの人材も同時に失い、旧交を暖める暇もなく足下から去ってしまう寂しさは小生だけてはないだろう。トップか亡くなり、残された家族や社員で、会社の存続を選択することはいかに難しいかが肌で感じる。

 会社が破たんする前の軟着陸を指導するコンサルタントもあるが、その現実は「行くところまで行く」しかないのかも知れない。国はもう一度、国民が安心して暮らせる“公共事業の見直し”を本気で考えほしいものだ。合掌。

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ご無沙汰してます。この記事を何となく覗いて、あの頃を思い出しました。先週愚妻と仙台〜金沢〜駒ヶ根(長野)〜榛名湖〜日光〜田島を回り、当日仙台に戻れず湯野上に泊り、大内宿から喜多方でラーメンを食し、福島西より高速で帰仙しました。1800キロのドライブでした。福島県内走行中は懐かしい所ばかりで、富田さんの事を話題にしてました。くしゃみ出ませんでしたか!近じかお会いしたいですね!もう小生も来年は69です。では又 新平

2008/10/21(火) 午後 4:12 [ shi*pe*99 ] 返信する

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