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      社員の意識改革は“社内風土病”の一掃だ!

 先日、福島市内で知り合いの社長Aさんとお茶を飲んだ。100年に一度とも言われる大不況に少しでも内部を活性化させたいと参加したあるセミナーの帰りだった。開口一番!「こんなに建設業が落ち込んでも社員の意識はほとんど変わらないね・・」と嘆いた。

 一昨年も同じことを郡山市内でも聞いたが、その会社は間もなく倒産した。残った社長や幹部はつい最近まで残務整理に追われていた。何とか仕事だけは継続してこれからもやっていきたいと下請会社を回って歩いたが、下請の反応は今ひとつだったと関係者から聞いた。その間に社員のほとんどはライバルや同業の会社に転職していった。優秀な人材なら引っ張りダコだ。特に現場監督はあっという間に転職先が決まっていく。残るのは事務職や年輩者と並の社員と言うことになる。
 
 会社が傾いていくと、船からネズミが姿を消すように、優秀な人材はいつの間にか姿を消していく。そんな状態をAさんは予期しているのか、危惧しているのかは定かではないが、何としても「社員の意識を変えたい!」という情熱は伝わってきた。

 アメリカのオバマ大統領は、日本のバブル後の経済危機に対し無頓着だったその対応を「日本の失われた10年」と定め、アメリカ国民に向かってこの経済危機をみんなで乗り越えようと強く訴えた。まさにAさんにとっても「チェンジ!」なのである。バブル期を知らない若者は一所懸命に働くがその時代を体験した者はいつまでもあの頃を夢見ているのである。「公共工事に頼ってはいられないので、もっと民間に力を入れよう!」と訓示しても意識に変わりはないと言う。「公共事業が減って、わが社も大変な時期なんだけどなぁ〜」と天を仰ぐ。

 「ウチは大丈夫!」という社員意識を打開するのは中堅社員のまずは意識改革である。若い社員が仕事をするとそれをとがめるバカ幹部は何処にもいるし、「どうせ、やったってダメだ」と諦めムードも社員にはある。こうした社内にはびこる風土病を一掃することから始めなければ、郡山市内の業者の二の舞となる。

 まずは、社長が社員に同じ意識を持たせるには、自らその姿を見せることから始まるほかない。社員には「もっと仕事やれ!」とハッパばかりかけて、自分は、今日はあっちの会合、明日はこっちの会合と何でも役職を引き受けて“功名心”だけが先に立って会社を振り向かないアホ社長も多い。「失われた10年」を取り戻すのには、社長自らが戒めなければ何時しか会社は消えていくしかない。Aさん!あなたにはできる。これまでの“土壌”は立派に培われていますよ!

 

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