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      記事が家づくりをめざす人達の“助力”に!



 建設業界紙に30年、独立して8年、そして意見を共有する仲間と『家づくり』について勉強してはや3年目が来た。少子化・高齢化が進み、家づくりも大きな転換期が来たと感じている。9百ン万円や8百ン万円の家が住宅会社のチラシで登場する一方で、200年住宅や古民家再生、長期住宅など2世代、3世代が同じ所で暮らせる家づくりも脚光を浴びてきた。「消費住宅からカネを稼ぐ住宅」をめざして取り組んでいる。地元福島でも新数寄屋づくりを得意としてリピーターの多い工務店社長、地質・地盤では理学博士・技術士の称号を持つ元大学助教授の地盤・環境のコンサルタント社長、構造設計では市内では最も信頼のある建築事務所の社長の4人で、これまでにない住宅建築の手法を勉強してきた。時には、各メーカーの専門家を始め伝統ある左官、塗装、屋根、木材などの技職人を招いた。小生にとっても“上っ面”な記事書きから、少しは深さを知った記事が書けるようになった。

 建築産業は『クレーム産業』だと割り切って住宅を建築し、施主からクレームが来たらその時に対応すれば良いという時代ではない。建築主は、施主に対して建築法や建築工法、工程表、資材・部材等の耐久性、耐用年数などをキチンと理解させなければならない説明責任がある。残念だが、その当たりになると、地元工務店の勉強不足は否めないのではないか。それが大手ハウスメーカーの「強み」となっている。施主に対し十分な「説明と納得」が欠けていることが分かってきた。4人がこの丸2年間で学んだことは大きな財産である。互いに知識不足や理解不足を補う効果は十分である。工務店はもっと時代にあった知識を学ぶこと、そして十分な知識を持って施主に接すれば、これから先、何十年も信頼関係を保つことが出来る。そうしたマニュアル、施工履歴書を共有することができれば、2世代、3世代と永久に付き合うことが出来るのだ。

 これからの住宅は、退職後や故郷に戻らなければならない事態に遭遇した家づくりを考えなければならない。親との二世帯住宅、子供が同居すれば三世帯住宅を考慮しながら、自分の手に「特技」があれば、住居と隣接した場所にカネを稼ぐオフィスも必要だ。その時代、時代にあった間取りと増改築を念頭に長期優良住宅を建築することが当たり前になる。その世代、世代で土地を買い、家を造ることなど、これからの社会状況から見て不可能である。「共に暮らせる家づくり」が基本となるはずである。

 それにはリフォームは欠かせない。先日、「耐震改修をすれば10倍以上の投資価値がある」というセミナーに参加して、その意味を十分に理解することができた。我が家も“築40年”に迫ろうとしているが、これまで4回の増改築を繰り返してきた。昨年2月に実施した耐震診断では0.4〜0.6だという結果が出た。耐震診断は12万円前後はかかるのだが、それが6〜7000円で受けることができた。耐震診断は人間で言えばまあ、“人間ドック」のようなものだ。その後に「あそこが悪い、ここが悪い」と指摘されたのは良いが、いざ、家の手術である“耐震改修”を受けようとしても、全額が自己負担ではどうしようもない。「保険証」がなくて医者にかかるようなものである。耐震診断で悪いところをあおらせて、手術は手前でやれ!と言わんばかりだ。

 耐震改修費は県が市町村と共に3分の2を負担することになっているが、未だに県内の市町村は同意せずに負担を補填しようとしていない。福島市の言い分では「財政のこともあり、21年度も補助金の支援策は考えていない」という答えだ。国や県が本気で民間住宅の耐震改修化を進めているのだが、耐震改修支援は市町村のレベルでストップしているのが実情である。地震で家屋が倒れ、人々が命を落とした方がもっと財政に響くはずなのに、現実を直視しないと役所は受け入れられないのである。わたしたち市民は、行政の支援や家づくりに対する知識をもっと高める必要性をツクヅク感じている。4人で始まった“未来のための家づくり”は自分の仕事にも厚みができ、知識を得て書いた記事が家づくりをめざす多くの人達の“助力”になればと思うのである。

■ふくしま数寄造りの会
http://www.medianetplan.com/0704/002.html
■ 今こそ、耐震改修の好機、改修で地震死を防げ!
http://www.medianetplan.com/2009/007.html

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