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               “タケノコ”の政界出馬に日本は救えるか

 旬のタケノコが実に旨い! タケノコご飯に始まり煮物、炒め物と毎日食べても飽きることはない。「これでもか!これでもか!」と食卓に並べて欲しいタケノコ料理の数々。その“雨後のタケノコ”の如く、出てきたのが芸能人やスポーツ選手の夏の参議院選挙の出馬騒ぎだ。新聞を賑わしたのが柔道の谷亮子に始まって野球の中畑清、そして同じ野球の堀内恒夫、レスラーの西村修、タレントの岡部まりなどまだまだ出る。こんなにも有名人を出馬させる各党の思惑はタダ議席が欲しいだけのことだろう。

 タケノコ料理のように「これでもか!これでもか!」と並べ立てられても困るのが国民だ。日本の経済社会が混迷するこの時代に、ずぶの素人が本当に日本の混迷を救う救世主になれるとは思えない。タダ票欲しさに各政党や政治家から声をかけられ、売名と名誉から出馬を受託し当選を果たせるのなら、本気で政治学や経済学を学ぶ「志しある者」にとっては、いささか政治家への道が遠のくのであれば、これもまた、日本の損失である。

 これまでもタレントの国会議員を始め主要都市である東京や大阪では、散々な結末が待っていた例もある。日本の経済がバブル期や上昇期なら笑って済まされるだろうが、「政治家は命を張ってやって貰わなければ困る」のである。二毛作や三毛作で日本の混迷を救う原動力にはなれるとは思えない。「政治を甘く見るな」と言いたいのはタレントの候補者より、それを人選する各党の対応である。実に「日本の政治家は三流だ!」という声が聞こえて当然だ。

 国民が変革を求めた民主党政権も、崩壊寸前の国民支持率20%台に突入した。そのライバルである自民党も内部崩壊で支持率も低迷したままだ。どうにもならない日本の政治がここにある。その混迷に便乗したタレント軍団が参入したとしても、さらに日本の未来は大海に漂流する小舟に過ぎない。ひとつの会社でも同じことが言える。会社という主船の舵取りを部下に勝手に任せ、己はもっと豪華船に乗り移って“名士気取り”で船内をカッポする名誉職欲しさのバカ社長のようなものだ。「己を知れ!」そんな声が、芸能界やスポーツ界からも聞こえそうである。

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