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                                                                                           《写真は福島民報2011/08/05付》

                   何が真実で何がデタラメなのか!

  会社訪問の最初のあいさつは「参りましたね〜。どうですか? 原発の影響はー」と切り出して始まる会話。すでに大震災から5ヶ月が来ようとしているが一向に収束の気配すら感じられない原発問題。東電と経済産業省、そして原子力安全・保安院の“馴れ合いともたれ合い”が「絶対安全」を脅かしてきた背景はマスコミの取材やネット、そして告発本等々で国民の目や耳にイヤでも入る結果となっている。まして福島県内に住む我々は、それ以上に正確な情報を入手したいと模索する余りに情報の洪水で必要以上に混乱を招いているのが現状である。
  先日、水戸に住む友人から福島原発に関するファクスが20枚以上にわたって送られてきた。内容は「安全だと言っている児童生徒の年間被曝許容量20ミリシーベルト(2万マイクロ・シーベルト)は原発労働者の年間の許容被曝量と同じなのに福島県の放射線健康リスクアドバイザーであるY教授らは「安全だ」と福島県内で講演を行っている等として、ジャーナリスト等が関係者32人を刑事告発したというネット掲載の記事だった。この告発したジャーナリスト等は「一刻も早く若い女性も含め県内から避難しないとチェルノブイリの事故の時よりもっとひどい事になる」というものだ。

  だが、「何が真実で何がデタラメなのか」を判断し行動できる「術」を持ち合わせている県民は少ない。前福島県知事である佐藤栄佐久氏が「知事抹殺」に次ぐ2冊目の著書「福島原発の真実」では、東電と福島県(知事)の安全性を巡る確執がリアルに描かれている。海外のメディアの取材も相次き、原発事故以来、執筆や講演も多くなり原発推進派からは“天敵再来”として恐れられている。今となると、あの「知事抹殺」は、やはり“国策”に反対を続ける佐藤栄佐久氏を陥れるための「作られたシナリオ」だったのかという当時の思いがさらに強くなってきた。
 だが、真実はひとつしかない。「何が真実で何がデタラメなのか」は自分で探し求める「術」を磨くほか真実には近づけないのだ。政治家も官僚も有識者も「何が自分にとって得策なのか」と考える輩が国を握っている限り、真実も闇の中に葬られるのがオチである。せめて、明日の時代を担う子ども達に「あの時代は、ヒットラーと同じ暗黒の時代だったネ」という歴史だけは残さない大人の時代でありたい。広島は明日、66回目の原爆の日を迎えるが、65年の教訓は未だに生かされていない。佐藤雄平知事はいち早く「脱原発」を宣言したが、そこに何を持って脱原発を宣言したかの根拠もない。口先、その場しのぎの宣言に福島県の未来は遠く、これからも放射能と向き合う永くて遠い“いばら道”が続くことを覚悟しなければなるまい。

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