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                                                                     《星一男氏のご冥福をお祈り申し上げます》
 
 
        時事論評「斜め読み聞きかじり」に終止符

当ネットマガジン・建設メディアの時事論評を長年にわたって担当して戴いた元福島民報専務取締役で編集局長を務めた星一男さんが先月18日に亡くなられて早、1ヶ月が経とうとしている。病床であの東日本大震災に見舞われ、退院後も避難生活と闘病生活が続いていた。亡くなる数週間前に、福島民報OBの友人とふたりで、勤務していた郡山市の総合南東北病院まで、検査のための足代わりとなって送っていったばかりだった。「たいしたことはないんだがね・・」とは口にしていたが、本人は我が身の短さを悟っていたのかもしれない。

  あの日が、星さんとの最後になるとは思いもしなかった。手紙にも、そして遺稿となった9月30日付の【『万理一空』いいんじやない】の中でも、いつになく「人間も高齢者の分類に入って、八十路目前になると健康に何が起きるか、予測がつかない。筆者も春の大手術後の後遺症なのか、全身から「むくみ(浮腫)」がなかなか抜けないので、9月に入って浮腫退治で少し入院加療した」という弱々しい書き出しで始まっていた。早速、電話で「何んか、星さんらしくないですね」と冷やかし半分のような元気付けの言葉を贈ったのだがいささか、今となって後悔する思いだ。

 星さんには小生が独立する前職時代から「斜め読み聞きかじり」の執筆をお願いしていたので、すでに16年以上のお付き合いになる。当メディアにも2000年から掲載をお願いしてきた。この間、「斜め読み聞きかじり」を肴に、星さんと自宅が近いこともあって、居酒屋でよく酒を酌み交わして戴いた。民報の県政記者時代の「福島の県政」を語ったら当時のエピソードが山のように膨れ出る。小生は「えー、そうですか!」を連発するだけで聞き役だった。

 ここ数年は大夫、飲み会も少なくなっていたが、すぎもとまさとの『吾亦紅』が流行った頃には、互いに交代で何度も熱唱した思い出が浮かぶ。3年前、居酒屋のテレビから突然「福島交通がきょう、会社更生法を申請しました」とのアナウンスに「えー、ホントか!」とテレビにクギ付けになったこともあった。そこの居酒屋が、たまたま飯坂電車の駅前にあったせいか、思わず飛び出して電車に乗ったのだが、車内はその報道を知らなかった人が多かったのか、そのあまりの静けさに逆に戸惑ったことを覚えている。

 思い起こせは春夏秋冬の居酒屋での酒と唄がここ10年の良き思い出となった。公私ともに長いお付き合いをさせて戴いたが、自分の親父より10歳以上も若い人生の先輩だったが、どこかに親父の姿を重ね合わせた16年間だったように思う。新聞が結んだ縁と家が近かったことは言うまでもないが、酒好きと唄好きが今日まで親交を深め暖めてきたように思う。もう4〜5年は「酒と唄」を共に過ごしたかったのだが。合掌・・・。

■「斜め読み聞きかじり」はこちらから
http://www.medianetplan.com/naname/index.html
 

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