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                     《写真は福島民友2012年7月28日付》

    市民の傍聴が「出来レース」の抑止力に

  建築設計コンペが華やかな時期を迎えている。これも東日本大震災の影響で県内の建築物はズタズタだ。国も自治体庁舎の再建費用を「震災復興特別交付税」で支援することを今月初め決定し、既に須賀川市や国見町、川俣町等は、既にその恩恵に預かっている。ほかにも本年度中に新庁舎の基本設計を始める自治体も増えそうだという。31日には国見町が大手設計業者と地元設計業者の共同企業体方式で役場庁舎の設計業務を委託する最終段階に入った。大手設計業者は意外にもジェイアール東日本建築設計事務所が最優秀者に決まり、地元設計者枠から1者以上と組んで新庁舎建設設計業務に挑む。
 
 24日に公開で行われた国見町の新庁舎設計コンペの審査模様を福島民友でも取り上げ、市民等約40人が傍聴したという記事を掲載した。当プログでもたびたび、「若い建築設計士や地元住民は、もっと会場に足を運んで、関心を持って傍聴して欲しい」と書いたが、その成果が表れたような気がして嬉しい限りである。これかも伊達市では伊達福祉センター改修公開ヒヤリングを8月1日に、須賀川市では第二小改築公開ヒヤリングを8月24日に実施するほか、須賀川新庁舎公開ヒヤリングも9月頃に控えている。

 私たち市民は、どのように設計者が選ばれていくのか、本当に優れた作品なのか、地元の風土と歴史に適合しているのか等々、会場に足を運んで本当に審査委員は市民の声を反映している設計者を選定しているのかを見極めなければならない。「総合力」や「大手」というだけで地元設計者の声をかき消していないか、有識者や大学教授が発する言葉に地元審査員はおののいてはいないか等々。若い設計者も会場に足を運ぶことで、審査委員も自ずから適切な判断を下す材料にもなる。多くの市民が傍聴することで、ありがちな「出来レース」の抑止力にも繋がる。生涯を共にする公共施設だからこそ、市民は目を光らせ、若き設計士は適切な判定を自分の目で下すということが大事なのではないか。

※同日16時30分加筆訂正

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