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                   《仮・仮置き場が決まらない汚染土は何処へ?》

      進まない除染作業の裏で福島は置き去りか

  先日、所属する会合で、福島市の佐藤工業社長・加藤眞司さんの「福島県における除染作業の現状について」のスピーチを聴くことが出来た。特に福島市は、県内市町村単独での除染作業は県内で最も進んでいるが、それでもまだ、全体の20%以下である。こうした現状に甘んじているのは、仮置き場の設置が進まないのが背景にあると加藤さんは言う。仮置き場どころか「仮・仮置き場さえ確保できないのが実情で、設置には住民の理解が必要だ」と訴える場面も。

 現在は、福島市の東地区で除染は進められているが、蓬莱地区に住む知人も「市と業者、そして住民の間で、汚染土の処理法や宅地確保をめぐって意見がまとまらない」と話しており、小生が住む北西地区等は2年後も終わっているかどうかである。今月中旬に我が家の周りと家内を測定した結果、0.3マイクロSv以内だったが、雨樋の下はやはり2.2マイクロSvあった。これって、本当に健康に影響はないのか。原発事故当時からすでに1年8ヶ月が経ち、日々放射能に対する意識も認識も薄れて、事故以前と変わらない食生活や行動に近づいているのだが。

 日課としている“朝のウォーク”で住宅地を歩くが、所々に「売り家」「貸し家」の看板と更地が目立って増えている。当然、小さい子どもを抱えた家族は、県外に避難を余儀なくされているが、そうも出来ない家族も多いのが現実だ。瀬戸市長は、これまで一度も福島市は「市民の安全・安心」について明快な答えを出していない。瀬戸市長は、原発事故隣接町村長と同様に市民に対し、歯切れの良いリーダーシップを発揮すべきである。団塊の世代である市長も我々も、そう先は長くはないが、福島市の未来を背負う子どもたちに「責任ある言葉を語り続ける責任」がある。

 加藤眞司さんのスピーチの後、多くの会員から質問が飛んだが、その大半は、除染作業を発注する国や県、そして肝心な福島市に対する疑問符であった。衆議院も解散し、「福島の復興なしに、日本の復興はない」とまで言い切った野田首相もいまやタダの人同然。一区で先頭を走るハズの衆議院議員も“この3年間何をしたのか」との疑問だけが沸く。今度の選挙の裏で「福島県民は置き去りにされる」という声も聞く。政治屋の“私利私欲”“党利党略”で「脱原発・卒原発」が謳い文句になってはいないか。未だに、福島市民は除染作業の進捗状況との闘いという「不透明な枠の中」で悩んでいるというのにである。政治家として情けない話だ。



 

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2012/11/29(木) 午後 3:19 [ iwx2oo299z47z25 ] 返信する

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