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                      《写真は生前の高村会長と会長愛用のデスク》


  「人の行く裏に道あり・・」 タカムラ会長逝く、


        「人の行く裏に道あり 花の山 
                  いずれを行くも散らぬ間に行け」

 人生を波瀾万丈に生き、人に愛され、人を育て、会社を育て、親父と皆から慕われた、株式会社タカムラの高村庸三会長が5月に逝って、明日は、福島市で最後の「お別れの会」が開かれる。

 先日、一足先に等身大の遺影と最後のお別れをしてきた。「おう、来たな」といつもの顔が微笑んで迎えてくれた。その手に握手をして、3階の会長室に入り愛用のデスクに一礼してきた。娘婿の岡部さんから「椅子に座ってみますか?」と声をかけて戴いたが、畏れ多くてーと、それはお断りしてきた。
 
 前職で30年、現職で12年という長きにわたり可愛がって戴いた。いつも叱咤激励され、時には「この馬鹿野郎!」と怒鳴られた42年間だったが、会長室はずっと小生の「癒しの場」となった。現職になってからも「寿司食べるか」「イチゴ食べるか」と言えば相馬まで、「酒飲むか」「カラオケやるか」と言えば、市内の一流料亭やクラブへ連れて行かれた。運転手兼用でも「おまえは馬鹿だな〜」と人生の道の愚かさを後頭部に浴びせられた日々が懐かしい。

 巻頭の格言は、高村会長が生涯を通じて“座右の銘”とした千利休の作だそうである。「戦後商売を始めた当初、金がなければ知恵を、そして人が見つけられない宝の山に辿り着くにはどうすればよいか、と考えていた故人にぴったりの言葉だったのでしょう」とお別れの会に配られる挨拶状に紹介されている。

 高村会長の創設時の名刺に『プロとは』、仕事に命をかける人、誇りを持つ人、先を読む人、ムラのない人、目標中心で仕事をする人、高い目標で邁進する人、成果に責任を持つ人、報酬が成果で決まる人、甘えない人,努力する人だと「プロ十訓」が刻まれている。

「な、な、分かるか? 馬鹿だなーおまえは! もっと本を読んで勉強しろ!」そんな言葉がいまでも、会長室から頭の上を飛び交いそうであった。11日のお別れ会では、高村会長がいろいろな姿で参会者を出迎える手はずである。虚飾な肩書きを背負うことなく、ひたすら会社と社員を愛し育てた懐の深〜ぃ“男の人生”92年の生涯である。《合掌》


       

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