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      失って始めて気付く“価値”

 4月に所属する「ふくしまの旧家を活かす会」(仮称)のメンバーで隣の米沢市・山形市・上山市そして中山町のまちづくりや古民家を視察した。何処のマチにも風情が漂い、心が和む出会いがあった。歴史を大切にすることは、先人の生きた時代を共有することだと。
 住んだこともない、一度も行ったことのないマチでも、心が満たされた想いになるのも、日本の長い歴史に生きた先祖達の“DNA”が自分にも流れているのだと、暫し遠い昔に思いを馳せた。
 
 先日、地元紙に福島市の旧日本銀行福島支店の保存が出来なかったことを残念がる「読者投稿欄」が目に止まり、同じ思いで読んだ。もともと浅学非才な小生、東京駅と同じ建築家・辰野金吾の設計だったと始めて知らされた。小生も復元された東京駅をその年2日に渡り見学した。夜空にライトアップされた東京駅も、朝日に照らされる東京駅も、雑踏のなかにも浮かび輝く装飾の数々、そんな東京駅と同じ建築家が造った歴史建造物が福島市にあったのだ。

 投稿した同年の主婦は、「福島駅前は寂しい限りです。旧日銀福島支店が残っていれば、観光スポット、憩いの場となり、『東京駅の兄弟建築が福島にある』と観光客を呼べたことでしょう」と書き、「失って始めて価値に気付くことがある。歴史あるものを大切にしましょうと」歴史建造物の保存の大切さを投げかけています。

「歴史ある建造物を壊すことは、歴史を消すことだ」と言う言葉が好きである。福島市内にも遺すべき建造物はたくさんある。如何にそれらを遺すかは市民の力だけではできない。行政がその大切さを認識し保存する努力をしない限り福島市から多くの歴史が消えていく。「何もない街がふくしま」なんて、冗談で言っていられるウチはイイ。

 「ふくしまの旧家を活かす会」(仮称)が発足してこの5月でちょうど1年。“右往左往”しながらも福島から旧家と古民家を遺す取り組みに保有者と共に知恵を絞っている。取り壊しには“ゼ二”を出す行政指導に“待った!”をかけて行かねばならない。投稿者のように「福島駅前は寂しい限り」と感じる市民は多い。市民と行政に携わるひとり一人が「歴史ある福島市を築く心」を持とうじゃありませんか。「誇れるモノがない」って寂しいじゃありませんか。

■街づくりは、"商店街づくり"ではない!
http://www.medianetplan.com/2014/009.html


   

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