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“デザイン重視”が招いた建築家たちのエゴ

「今になって、何だ!」正直な感想だ。既に昨年5月に1625億円で建設が承認された2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場建設のゴタゴタ問題。
 
簡単な話しだと、野球の9回裏にサヨナラホームランを打って「勝負あった」と思いきや、走者がペースを踏まなかったとか、ファールだと相手チームが異議を唱えたようなもんだろう。我々一般人が外野席からもグランド内で何が起きて何が問題なのか理解に苦しむところだ。デザインコンペで選ばれたイギリス在住の女性建築家はそれこそ「今になって、何だ!」と怒り心頭、開いた口が塞がらないことだろう。
 
 デザインの選考に当たった建築家の大物、安藤忠雄氏は「斬新なデザインであり、コンペで選んだ。日本の建築技術ならできる」と断言した。既に建設費は2520億円にも膨れ、建設費の修正が求められている・・がである。コンペで最優秀に選ばれた女性建築家にとって、見直しなどあり得ないはず。日本の建築家にとっては今世紀最大のイベントにもなりかねないだけに、心中では「よそ者にはやらせたくない」のは当然だったろう。この問題はNHKの「クローズアップ現代」でも取り挙げたが、「取りまとめる中心人物が不在だった」ことが、ここまで問題を引きズリ、こじらせ、日本だけでなく世界に日本の建築設計界の恥部を世界に発信した。

 もともと、福島県内でも、「設計コンペ」には大きな疑問がある。審査委員長の大物建築家が「この作品はイイね〜」と一言発すれば、師弟関係、繋がりのある審査員や素人審査員は、一言も異議を唱えること無く、その作品が「最優秀作品」に選定されることは承知の事実。まして、デザイン重視を最優先に選考するコンペほど、こうした問題が起きるのは、大も小も同じだ。工事を請け負う建設業者は3000億円は下らないと試算した。これが建築設計業界の実態だ。
日本の建築家達のエゴ(エゴイズム=egoism)が世界にこれほど恥を晒す結果になるとは・・・実に情けない話である。

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