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  間もなく「天下り」蔓延の季節、に思う 

 縮こまった心と身体に、春いちばんの風が吹くと、朝には春の日差しがこぼれる。庭には福寿草や紅梅が芽を吹き、心を和ませ、身体をほぐす。朝の新聞やテレビでは、“学舎”に別れを告げた者若者達の希望に満ちた顔や、友との別れを惜しむ姿が映し出される。
 
 半世紀前の我が身と重ねては胸を熱くする季節だ。多くの若者達は、あの東日本大震災を乗り越え「いつかは、ふる里の為に役立ちたい」と希望を語る。我々の時代には想像もつかない「青春」の一ページを生きたのだと思うと「ガンバレ!」とエールを送る日々だ。3月は別れの季節でもあり、また新しい出会いの季節でもある。新聞には官民問わず人事異動の記事が溢れ出す。若者達のように希望に満ちあふれた人事もあれば、意に添わぬ人事もありで、こればかりは“他人”の手に委ねられる。それぞれの“喜怒哀楽”の季節でもある。

 だが、その人事を“他人”の手に委ねられることなく、己達の手で調整が出来たらどんなに都合の良い事だろう。それが「天下り」という役人達独自の人事異動方式だ。今年も国・県はもちろん市町村の隅々まで主要幹部候補生には行き渡る方式だ。後輩が先輩達の第二の就職先を斡旋するのだ。小生は建設業界に深く係わってきた関係上、この世界しか分からないが、すべてが悪いというわけではない。役人時代に成し遂げられなかった思いを、民間で完遂したいと志す退職者も多い。
 
 その志す一部を除けば、第二の人生を「高給+ヌクヌク」の人生を謳歌する輩が多すぎる。「役人時代に面倒見たんだから、今度はオレを面倒見てくれ」と言わんばかりの言動で建設業界に潜り込んでくるのだ。チョット昔なら、お土産(工事物件)のひとつも持参する所だが、国民の目が厳しくなったこの時代、そうもいかないだろうが、建設関連団体や建設関連会社に滑り込めば、まあ! 4年〜5年は面倒見てもらえるだろうの腹づもりだ。そして第三の人生は、必要ともしない協会や組合等建設関連団体を作り、延命作戦を展開する始末だ。
 
 とても“年金暮らし”の高齢者には想像を絶するような優雅な日々を満喫する「老境人間」が存在するのだ。こうした輩には早く隠遁生活に身を転じ、せめても若者達の「雇用の確保」に貢献すべきだ。福島県からは今年も40人近い県幹部の「天下りリスト」が6月末には公表されるはずだ。県民は、我々の税金で雇ってきた役人達のこれからの処遇にも目を光らせて本当に「社会に役立っている人間か」「業界に役立つ団体なのか」を見極めなければ、こうした人間を野放しにするだけだ。
 
 希望に満ちて社会に巣立つ若者に「福島県に生まれ育って良かった」と言える≪ふる里≫でなければならない。“天下り先”でいつまでものさばっている輩に、早めのご退場を願いつつ、「若者に職場を! 若者に夢を!」と別な意味でのエールを送りたい。

■ 県退職職員の「天下り」一覧
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01125c/saisyushokukohyo.html


                                           

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