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 議場には「風格」を、議員には「資質」を。

 先日、福島市議会6月定例会議を覗いてみた。議場は本庁舎7階にあるが、どうも福島県の要である「県都」としての「議場」というには重みがない。議場が傍聴席と一体となって、お互い休憩中に気軽にあいさつを交わす姿は微笑ましい。
 
 そのせいなのか、どうも緊張感が伝わってこなかった。ちょうど、石原洋三郎議員が、防災や中核都市、歴史を活かした観光PR等について市側の取り組みを質していたが、さすが前衆議院議員だけあって、質問に澱みがない。さらに休憩後は、毎回トップを切って議場入りする姿に、傍聴席のマダム一団からは「いつも一番よねぇ」とお褒めの言葉が飛んだ。

 所々に、登壇する議員と市側の質疑応答に眠気を感じた頃、今日のメーン議員である山岸清議員が万雷の拍手で登壇した。持ち前の“オトボケ”質問で、市長や幹部を翻弄させる発言はさすが重鎮!質問内容も鋭いが「市長の東京出張について」になるとさらにテンションが上がって担当部署も答弁にテンヤワンヤだ。

 山岸議員の発言は、「市長は27年度には何回東京に出張したの? 」「出張の目的は何?」「土曜・日曜の宿泊は何回してるの?」「小林市長は日帰り出張は年に26回、宿泊は8回? まじめに東京に行ってんだね〜」「前市長は平日でも3回しかしないと本人から聞いたよ」「何か遭ったら、行政長が不在では、問題があんじゃないの?」といった具合だった。

まあ、何を言いたいのかは、全議員、行政側、傍聴者が理解していることだ。傍聴席は山岸議員登壇時間前にはもう満杯。小林市長擁護派のマダム一団からは「マダ、言ってんのがい〜」とざわめきの声。
市側幹部は「常に市長とはケータイで連絡を取り合い、職務代理者である副市長が対応に当たるので問題はない」と一蹴する場面も。

 前市長は、東日本大震災の際、行政長としての対応に、良からぬ“尾ヒレ”が付いて新人の現小林市長に大差で敗れた。その「轍」を踏まぬようにという重鎮議員からの助言と受け取り、「身を福島に置く」ことを一刻も早く実現することが、小林市長にかせられた課題とも言えよう。
 それにしても、議場には「議場の風格」がなくてはならない。言葉使いはもとより、議員の「資質」を疑うような言動・容姿は慎まなければならない。議員は一般のサラリーマンではないのだ。(2016/06/10)

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