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              福島民友 1月17日付

本当の建設業者“震災復興”とはナンダ!

 新年早々、県は東日本大震災と福島原発事故の復旧・復興事業によって建設業者の経営状況が安定したことを捉えて、持続可能な県内建設業の確率を目指すため2月に『産学官連携協議会』を立ち上げ、2020年度までに建設業振興策を推進すると発表した。

 これまでにも、日本大学工学部や公益財団法人郡山地域テクノポリス推進機構等が連携して「産学官連携フォーラム」を毎年開催し、建設業界においてもその一端を担ってきたことは承知の通りだ。
 「何を今更」という気がするのは、この協議会のイメージである/卦蚕僉工法の導入推進∪賁膤惺擦箸力携、現場見学会2適トイレの設置等課題解決の施策を推進という内容だ。
 
 既に建設業者間では情報通信技術(ITC)導入等は当たり前で、昨年10月には国土交通省郡山国道工事事務所発注工事を三立土建(本社・下郷町)が初受注した。これを機会に建設業者だけて無く、建設機械メーカーや大手測量会社等がIT化からITC化、さらにAI化(人工知能)に一段とギャを上げて加速化している現状だ。建設業界を担うのは建設業者だけではない時代に突入したとも言える。まして〈専門学校との連携、現場見学会〉などは業界団体等で後継者募集や育成の面で既にアビールしている。

〈快適なトイレの設置等の推進〉等は、男女雇用均等法や建設業への女性進出等は当たり前の時代である。現場で働く女性のために、トイレ・更衣室・シャワーの設置はもちろん、ファッション(作業着)へのこだわりも大切だと昨年9月に行われた“産・学・官連携シンポジウム”で小松由美福島学院大学長が「女性進出への対応」の中で述べたことが思いだされる。

 どれもこれも既に業界や産学官では取り組みが始まっている。大義である「活力ある建設業のあり方」そして新聞の “建設業「復興後、どう振興」?” の見出しは見出しとして課題だが、除染作業という単純な“お仕事”で震災前に培ってきた「担い手の育成や技術力」は “トコトン” 無縁になった企業経営にどう立ち向かっていくかが、本当の建設業者の震災復興ではないのか。県の健闘祈る。(2018/01/22)


■震災後の県内建設業が果たすべき役割とは、 課題とは・・
http://www.medianetplan.com/2017/015.html 

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   福島市に「歴史建造物を遺す」理由とは?

 先日、福島市教育委員会文化課が企画した「建造物活性化講演会」が多くの市民等の参加があって成功裡に終わった。この講演会には、小生が所属する「ふくしまの旧家を活かす会」も深い関わりを持って協力した。そもそも、当会と文化課の関わりは3年前に遡る。
 
 キッカケは2011年3月のあの東日本大震災だ。多くの住まいや歴史ある建造物が被災し、次々と姿を消すことに多くの市民は嘆きながらも指をくわえ眺めるだけだった。そんなある日、住宅や古い古民家や旧家の修復工事に追われていた三浦工匠店の三浦藤夫さんから「福島周辺の古民家や旧家が瀕死の状態で、何とか遺すために所有者の結束を図る『会』を立ちあげたいと思うがどうだろうか」との相談だった。すでに三浦さんは修復先から、いろいろな相談を受け、その必要性に迫られていた。

 その後、二人三脚で取り組んだ成果が実り2013年8月、瀬上町の「嶋貫邸」で発足、県内初の“産声”を上げた。その日から3年が経った現在、「ふくしまの旧家を活かす会」会員は古民家や旧家の所有者を始め、その応援団は古民家や旧家に愛着を注いでくれる一般市民、建築に係わる関係者等、さらに県や市の職員等の加入で30名を超えた。同会の目的は、『保存と活用を持って、後世に歴史と文化を伝え遺すこと』だ。もう一つに『福島市周辺を“歴史的建造物のマチ”に変身させる』というその側面も担っている。
 
 発足から大股に「ココ」まで駆け上がった背景には、やはり福島市という「行政の力」と福島県という「後ろ盾」があったことだ。会員の中に“歴史的建造物大好き人間”である県や市の職員が籍を置いてくれたことにも「大股」歩きが実現した。また、小林香福島市長が自ら「顧問」に名を連ねてくれたことだ。当会の島貫倫会長や三浦藤夫副会長等が先導して行政とのコンタクトを重ねたことも行政を動かし、市民の意識の高まりの要因ともなった。

 講師の後藤治氏は、歴史建造物の活用とは「20年後、地域が元気でいるために継続した長い取り組みと投資である」と最後を結んだ。この講演で心を新たに、歴史的建造物を「遺す」と言うこと。「失う」と言うこと。さらに「活用」するということ。地域の価値を高めると言うこと。等、多くの「課題と宿題」を福島市と市民に与えてくれた気がする。(2016/10/03)



■福島市が1日、歴史的建造物活性化講演会を開く!
http://www.medianetplan.com/2016/020.html 
■「ふくしまの旧家を活かす会」関連記事
http://www.medianetplan.com/kyuka/index.html

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  間もなく「天下り」蔓延の季節、に思う 

 縮こまった心と身体に、春いちばんの風が吹くと、朝には春の日差しがこぼれる。庭には福寿草や紅梅が芽を吹き、心を和ませ、身体をほぐす。朝の新聞やテレビでは、“学舎”に別れを告げた者若者達の希望に満ちた顔や、友との別れを惜しむ姿が映し出される。
 
 半世紀前の我が身と重ねては胸を熱くする季節だ。多くの若者達は、あの東日本大震災を乗り越え「いつかは、ふる里の為に役立ちたい」と希望を語る。我々の時代には想像もつかない「青春」の一ページを生きたのだと思うと「ガンバレ!」とエールを送る日々だ。3月は別れの季節でもあり、また新しい出会いの季節でもある。新聞には官民問わず人事異動の記事が溢れ出す。若者達のように希望に満ちあふれた人事もあれば、意に添わぬ人事もありで、こればかりは“他人”の手に委ねられる。それぞれの“喜怒哀楽”の季節でもある。

 だが、その人事を“他人”の手に委ねられることなく、己達の手で調整が出来たらどんなに都合の良い事だろう。それが「天下り」という役人達独自の人事異動方式だ。今年も国・県はもちろん市町村の隅々まで主要幹部候補生には行き渡る方式だ。後輩が先輩達の第二の就職先を斡旋するのだ。小生は建設業界に深く係わってきた関係上、この世界しか分からないが、すべてが悪いというわけではない。役人時代に成し遂げられなかった思いを、民間で完遂したいと志す退職者も多い。
 
 その志す一部を除けば、第二の人生を「高給+ヌクヌク」の人生を謳歌する輩が多すぎる。「役人時代に面倒見たんだから、今度はオレを面倒見てくれ」と言わんばかりの言動で建設業界に潜り込んでくるのだ。チョット昔なら、お土産(工事物件)のひとつも持参する所だが、国民の目が厳しくなったこの時代、そうもいかないだろうが、建設関連団体や建設関連会社に滑り込めば、まあ! 4年〜5年は面倒見てもらえるだろうの腹づもりだ。そして第三の人生は、必要ともしない協会や組合等建設関連団体を作り、延命作戦を展開する始末だ。
 
 とても“年金暮らし”の高齢者には想像を絶するような優雅な日々を満喫する「老境人間」が存在するのだ。こうした輩には早く隠遁生活に身を転じ、せめても若者達の「雇用の確保」に貢献すべきだ。福島県からは今年も40人近い県幹部の「天下りリスト」が6月末には公表されるはずだ。県民は、我々の税金で雇ってきた役人達のこれからの処遇にも目を光らせて本当に「社会に役立っている人間か」「業界に役立つ団体なのか」を見極めなければ、こうした人間を野放しにするだけだ。
 
 希望に満ちて社会に巣立つ若者に「福島県に生まれ育って良かった」と言える≪ふる里≫でなければならない。“天下り先”でいつまでものさばっている輩に、早めのご退場を願いつつ、「若者に職場を! 若者に夢を!」と別な意味でのエールを送りたい。

■ 県退職職員の「天下り」一覧
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01125c/saisyushokukohyo.html


                                           

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「ハサミとノリ」

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「ハサミとノリ」

 建築設計業界に「ハサミとノリ」という言葉があるのを、一般の皆さんはご存じだろうか。過去に使った設計図から切り貼りして、一つの図面にして提出する方法だ。入札で落札したり、採用されたりしなければ「世」に出ることはない。―が、県内でも名の通った設計事務所がこの手を繰り返して、『当選』(落札)し続けると、あの町にもこの町にも似たような建築物を目にすることになる。

 「あ~、あれは○○建築設計会社の設計だ」と分かってくるようになる。特に発注先の町や村の首長始め担当する建築課等に建築設計業務には疎い人が多いから、“そっくりさん”がアッチコッチに誕生することになる。それでも最近は、話題の建築物は県内でも「設計コンペ」が多く採用されてきたから、提案書もそんなにカンタンにはいかなくなった。まして「公開が原則」になればマスコミの報道や設計関係者がその会場に陣を取っている。“子ども騙し”のような手法という訳にはいかない。こうした『公開の原則』を発注者側が毅然とした態度で繰り返していけば、県内の公共建築物にも品質の高い建物が誕生していくのだ。

『新国立競技場』の問題といい、今回の『エンブレム』問題といい、すべてが「秘密・非公開」の闇の中で進められた“日本の悪しき慣習”が招いた結果だ。どうも、日本人には物事を決めるとき、秘密にしたり、コソッとやったりすることに「特権意識」を持つDNAが流れているようだ。「これは秘密だよ・・」何〜んて年上の人から言われると、自分も秘密を持ったことで偉くなった気がした子ども時代を思い出してしまう。

 こうした意識か世界の祭典である「2020年・東京オリンピック」という大舞台を前に二度もみそをつける結果となった。エンブレムをデザインした側も、強く否定出来ないところに「ハサミとノリ」という昔ながらの「DNA」が吹き出したのかも知れない。
 これからは、「特権意識の排除」と「公開の原則」を徹底して、世界に恥じないオリジナルの作品に仕上げて貰いたい。(2015/09/03)

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“デザイン重視”が招いた建築家たちのエゴ

「今になって、何だ!」正直な感想だ。既に昨年5月に1625億円で建設が承認された2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場建設のゴタゴタ問題。
 
簡単な話しだと、野球の9回裏にサヨナラホームランを打って「勝負あった」と思いきや、走者がペースを踏まなかったとか、ファールだと相手チームが異議を唱えたようなもんだろう。我々一般人が外野席からもグランド内で何が起きて何が問題なのか理解に苦しむところだ。デザインコンペで選ばれたイギリス在住の女性建築家はそれこそ「今になって、何だ!」と怒り心頭、開いた口が塞がらないことだろう。
 
 デザインの選考に当たった建築家の大物、安藤忠雄氏は「斬新なデザインであり、コンペで選んだ。日本の建築技術ならできる」と断言した。既に建設費は2520億円にも膨れ、建設費の修正が求められている・・がである。コンペで最優秀に選ばれた女性建築家にとって、見直しなどあり得ないはず。日本の建築家にとっては今世紀最大のイベントにもなりかねないだけに、心中では「よそ者にはやらせたくない」のは当然だったろう。この問題はNHKの「クローズアップ現代」でも取り挙げたが、「取りまとめる中心人物が不在だった」ことが、ここまで問題を引きズリ、こじらせ、日本だけでなく世界に日本の建築設計界の恥部を世界に発信した。

 もともと、福島県内でも、「設計コンペ」には大きな疑問がある。審査委員長の大物建築家が「この作品はイイね〜」と一言発すれば、師弟関係、繋がりのある審査員や素人審査員は、一言も異議を唱えること無く、その作品が「最優秀作品」に選定されることは承知の事実。まして、デザイン重視を最優先に選考するコンペほど、こうした問題が起きるのは、大も小も同じだ。工事を請け負う建設業者は3000億円は下らないと試算した。これが建築設計業界の実態だ。
日本の建築家達のエゴ(エゴイズム=egoism)が世界にこれほど恥を晒す結果になるとは・・・実に情けない話である。

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