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佐賀の「がばいばあちゃん」は、いい人で有名だが、うちの祖母は大変、変わった人だった。
海に近いところに住んでたので、親戚からは「浜のばばぁ」と呼ばれていた。
「がばいばあちゃん」の言葉は人の心を打つが、「浜のばばぁ」の言葉は人を傷つけるものが多かった。
祖母は満州開拓に参加し、何とか日本に帰還し、軍の飛行場跡の払い下げ地を開墾した苦労人である。
とにかく人を信用しない。親戚であっても。
近所の人や親戚からも嫌われていたが、それを何とも思わずケタケタと笑っていた。
祖母は7年ほど前に93歳で老衰で亡くなった。
印象的な浜のばばぁの言葉を紹介すると、
「人を信用したらいかんぞ。だまされるぞ」
「うちの土地をみんなが狙っている」
「税務署に行くときは一番ボロな服を着ていくんじゃ」
「浜のばばぁ」は、自分の息子である私の父親も信用していないところがあった。
そんなばあさんだが、何故か私の事は信用してくれていた。「お前は欲がねぇ」ということらしい。
ばあさんは土地を一人で守っていたが、自分が死んだ後のことは考えてなくて、ばあさんが亡くなってからは、相続を巡って争いが繰り広げられた。
父親が亡くなってからは私がその争いの中に巻き込まれた。
地元の親戚、遠くの親戚・・。みんな財産欲しさにいろんなことを言って陰で動いていた。
私が一番頭にきたのは私に関するデマで、私が地元の市長とグルになり、福岡の弁護士を使って財産を独り占めしようとしているというデマが親戚で広まったことだった。
市長には会ったこともなく、福岡の弁護士に知り合いもおらず、全く身に覚えのないことだった。
うわさ話は妙に具体性があって、だれがどんな目的で言い出したのか興味があったが、今は犯人捜しはやめた。あほらしくなって、そんなことを信じた親戚達とはつきあわなければいいと思った。
「浜のばばぁ」の言葉は残念ながら正しい面があったわけだ。
私の姉が埼玉の富士見市に住んでいるが、その姉が占い師に田舎の話をしたら、占い師が「実家の土地は昔誰かが人から奪ったことがある土地で呪われている。土地に住んだり売ったりしようとすると呪われる」と姉に言ったそうだ。
人から奪った土地というのは当たっている。元は軍用地で、タダ同然で戦時中に軍が誰かの土地を接収したものである。そして、その後、ばあさんも一緒にその土地を開拓した元の旦那を追い出しているし・・。
また、占い師は「あなたの弟はその土地で呪われない」とも言ったそうだ。祖先に信頼されているかららしい。
ばあさんへ☆
ばあさん、土地は処分してみんなで分けることにしたから、誰も呪うなよ!
しょうがないよ、あんたが売って金を使ってしまえばよかったのさ。
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なぁんか、味のあるおばあちゃんだね!税務署に行くときは・・・って、爆笑しちゃいました( ̄m ̄〃)ぷぷっ!相続っていろいろあるよね。血がつながった者同士なのに、欲深い人がいるとそれをきっかけに縁が切れざるを得ない状態になったり。コワイコワイ。
2007/8/23(木) 午後 6:12
やっぱり、いろいろと苦労してきた人っていうのは根性があるし気も強いんでしょうね。浜のばばぁのお言葉、とっても参考になりました!遺産の相続ってよくモメるって言いますが、本当なんですね〜。お金って人を変えますね。怖いです、人の欲って…。そういうのを相手にしないたきさんが正解だったんですね。
2007/8/23(木) 午後 11:07 [ - ]
親戚でそういうことがあったんですか‥占い師の話もコワイですね〜
今はおばあさんも天国で、たき会長のわけっこする考えに賛成してると思いますよ^^
2007/8/24(金) 午後 11:05
お金が絡むと心がゆがむのかなぁ〜・・・こういう揉め事が世代の移り変わりで出てくるだろうけど、自分は欲張らず平穏にすごすと今から心に誓ってます・・・
2007/8/24(金) 午後 11:25