|
東北自動車道を北上、青森県に入るのは久しぶりでした。
紅葉も進んだ晴天の東北道は実に気持ちが良かった。
特に最近の東北道のICには渋滞が多い中、
この辺りはほとんど車が走ってないというのも良かった。
ちなみに碇ヶ関ICは青森県に入ってすぐのICです。
今年で7回目を数える「羽州街道交流会」に参加してきました。
場所は秋田県大館市の道の駅・やたて峠。
青森県と秋田県の県境にあります。
今年は大館市制60周年ということで大館市での開催です。
基調講演は大館郷土博物館学芸員の荒木由季子氏が
「曲げわっぱの話あれこれ」と題して
大館市の伝統工芸品の曲げわっぱについて話をされました。
曲げわっぱとは、この辺りで植林されている杉やヒノキなどの薄板を曲げて作られる
円筒形の木製の箱のことで、本体とふたで一組になるものが主です。
米びつや弁当箱などとして使われるのが多いようです。
分科会では「羽州街道と吉田松陰」というタイトルで
吉田松陰を愛してやまない4名の方々が熱い想いを話されました。
ご存知だと思いますが、吉田松陰は長州藩士で
思想家、教育者、兵学者、地域研究者であり、
一般的に明治維新の精神的指導者・理論者です。
この辺りには嘉永5年(1851)に東北遊学に訪れておりますが
松陰は20〜21歳頃に宮部鼎蔵らとの約束を守るために
通行手形の発行が遅れたので手形なしで他藩に赴くという
当時ではとても考えられないような行動をしたようです。
来年度は山形県上山市での開催と言うことで
大館市長から上山市副市長へ「銀杯」のバトンが手渡されました。
楽しみはここから・・・・
東北各地から集まった地酒が並びます。
そして地元の料理も準備されました。
もちろん秋田と言えば「きりたんぽ」です。
皆さんが心を込めて作ってくださいました。
|
秋田路
[ リスト | 詳細 ]
|
とうほく街道会議の交流会も第7回を数えることになり、
東北巡回2週目に突入しました。
今回は秋田県東成瀬村での開催でした。
東成瀬村は秋田県の県南に位置し、
岩手県の一関市や奥州市と隣接し、
秋田と岩手を結ぶ「仙北道」の要衝だったところです。
開会に先立ち、東成瀬村出身の声楽家・長谷川留美子さんの
素晴らしい歌声を聴かせていただきました。
長谷川さんはベシリーニ国際オペラ声楽コンクリールで
3位に入賞するなどして、国内各地のコンサートに数多く出演されている方です。
基調講演はとうほく街道会議会長の藤原優太郎さん。
「日本一のブナ街道・仙北道の昔と今」という演題で講演されました。
日本海側と太平洋側の交流の道だった「仙北道」の
歴史的役割とそれによってもたらされた
ドラマなどについてお話をなされました。
その後2つの分科会に分かれて
「仙北道を考える」
「日本一の村にするには」
をテーマに地元で暮らす方々がこの道で得られたことなどが
パネルディスカッション形式で話し合われました。
講演会、パネルディスカッションが終わると
恒例の「街道談義」です。
東北各地から集まった自慢の地酒が集まりました。
(これがとても楽しみです。)
また地元の食材を使った料理も楽しみです。
「どんが汁」
初めて聞く鍋物でとてもおいしい鍋でした。
いち早くご馳走になったのは言うまでもありません。
「あずきでっち」
あずきともち米を混ぜたものということですが
これもまた初めていただいた食べものでした。
とうほく各地から集まった「街道仲間」です。
もちろん初めてお会いした方々がほとんどですが
東北の地酒と東成瀬の美食で
仲間の輪がまた広がりました。
翌日の街道探訪会「仙北道」を歩くことが出来なくて
とても残念でしたが、素晴らしい大会でした。
|
|
秋田県東成瀬村へ・・・
東北自動車道から秋田自動車道へ乗り換え
横手で東北中央道へ乗り換えれば早く着いたはずなのですが・・・
東北自動車道・一関インターで降りて
国道342号で須川温泉を抜けて秋田入りすれば
東成瀬村もすぐ・・・
ということで、一関インターの出口の並ぶも渋滞!
でもなんとか国道342号へ
岩手・秋田県境近く10キロまではスムーズに進むものの
県境の須川温泉手前からほとんど止まった状態の渋滞に巻き込まれました。
やっと県境を抜けたのが
国見インターを出て5時間半後・・・
紅葉シーズンで須川温泉付近は
栗駒山の紅葉を観る人でごった返ししてました。
どうしてこの国道342号を選んだかと言うと
実は「まつるべ大橋」をもう一度見たかったからでした。
↓
岩手・宮城内陸地震の震源地付近で落橋した
「まつるべ大橋」がまだこのような形として残されております。
でも秋田県に入るとすぐ「ババヘラ・アイス」が出迎えて切れました。
看板までちゃんと「ババヘラ・アイス」と書かれてます。
売り子の皆さんのプライドに感激しながら・・・
(前回書いた「ババヘラアイス」の研究?)
↓
人生初の「ババヘラ」をゲットすべく
また行列?に並びます。
さすがにババヘラアイスをつくる?手さばき?
は慣れたもので1つのババヘラをなんなく製作してしまいます。
ちなみにお値段は1個200円でした。
あまりの感動に手が震えてちょっとピンぼけですが、
「ババヘラアイスの完成形」です。
ピンクとオレンジの2種類のシャーベットを
薔薇の花に見立てたババヘラアイスです。
このババヘラにはこのような技術も備わってなければならないのですね。
ちなみにこの付近には4軒?のババヘラ職人?さんがいらっしゃいました。
|
|
「ババヘラアイス」をご存知でしょうか?
秋田名物として名高い氷菓です。
まずは映像をご覧ください。
↓
お気づきだと思いますが・・・
「ババァがヘラでアイスを盛る」ところから名付けられた
身も蓋もないネーミングのアイスです。
路上のアイス売りなら他の地域にもあるのですが、
秋田の場合は公道上でパラソルを開き、ほぼ1年中営業してるそうです。
沖縄にも「アイスクリン」と呼ばれる
「公道上のアイス売り」がいるそうで、秋田とは真逆の
20歳以下のギャルたちが売り子なのだそうです。
秋田と沖縄の他にはみのような「公道上のアイス売り」はいないのか?
実は公道上での営業行為は道路交通法上認められていないから他にはなさそうです。
時々、道路の脇で露天を見かけますがそれは私有地での営業のようです。
では秋田と沖縄ではなぜ公道上で堂々とパラソルの花が咲いているのだろうか?
答えは簡単!無許可営業だから・・・
もう何十年も国や県の道路管理者と
「やめろ」「やめない」のイタチゴッコを繰り返し
現在まで生き延びてきた彼女たちはまさに「路上のゲリラ」だったようです。
ババヘラは法的には「許可のいらない物品販売」業として県では認めてるようです。
平成21年、食品衛生法の条例が大幅に緩和され、
水設備の不完全な露天にも「喫茶店営業(露天)」の許可が与えられるようになったそうです。
そこでババヘラも晴れて「喫茶店営業」になったのですが、
公道での営業はまた別問題で違法であることには変わりないようです。
こうしたババヘラの歴史や謎、不可思議な生態をルポした本を
自分の知人が発行したと案内が送られてきました。
本人の記述では・・・
「こんなくだらないことに、恐ろしい時間と経費と労力を費やした自分をほめてやりたい。」
とありましたが、
自分的には素晴らしい研究として拍手を送りたいと思っております。
|
|
ヤマザクラの樹皮を用いて作られる伝統工芸品・樺細工(桜皮細工)。
全国でも秋田県角館だけにその技術が受け継がれているそうです。
桜の木の皮を使った製品は、正倉院の御物にも見受けられます。
ヤマザクラの美しさは万葉集や源氏物語でも賞賛されています。
年祝いや誕生祝い、結婚祝いなど、記念の時や、プレゼントなどにもらえたら最高です。
茶筒も同じ形はしているのですが、模様が樹皮によって違うので、同じ模様の茶筒は一つもないですよね。
一つひとつ丹精を込めて作り上げられて行く技術も大切にしたいものです。
|



