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電脳小僧の特撮映画資料室アナザーサイド版…筆者の妄想にご注意を!
電脳小僧の特撮映画資料室アナザーサイドへようこそ!「表サイト」と違い、電脳小僧が本音をブログ形式で語る「裏サイト」であります。

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1973年11月に公訴時効を迎え迷宮入りとなった
戦後最大の未解決ニセ札事件をご存知だろうか?…。

1960年12月7日に日本銀行秋田支店で廃棄処分される予定の紙幣の中から発見され、
1963年11月4日の発見を最後に忽然と消えた「チ-37号事件」と命名された偽札事件。
その偽札は、「聖徳太子の千円札※」。
当時、日本中を騒がせていた高精度の偽札事件なのである。

1963年大映作品【黒の札束】は映画公開当時、
世間を騒がせていた高精度の偽札事件を題材に、
村山三男監督がドキュメンタリータッチで描いた
犯罪スリラーである。

主演は川崎敬三。

出世コースから転落し、早期退職した
一人の男がある日、精巧な偽千円札を大量に入手。
しかしその紙幣にはナンバーが印刷されていなかった…。
「札束に地道に紙幣番号を印刷して両替しよう…。」
いかにしてバレずに偽札を使用して大金をせしめるかだけを
追い求めて犯罪に手を染めていく…。
精巧な偽札に出会った故に「どん底」へと
転落していった悲しい男の姿を描いている。

ストーリーも実に面白いが…なんと云っても
『黒の札束』はモノクローム作品。
偽札や犯罪を描くにはカラーではなく、
想像力と勝手な妄想が膨らむ
モノクロームの映像がピッタリ!である。

この映画原作は、佐野 洋の『重い札束』。
チ-37号事件を題材にした犯罪フィクション。
決してノンフィクションではないのでお間違えのないように。

因みに『重い札束』の原作者/佐野 洋と言えば…
SFファンならご存知の「NHK少年ドラマシリーズ」で
1975年に『赤外音楽』がドラマ化されている。

大映映画『黒のシリーズ』は、実に傑作である…。
未見の方はぜひ、DVDで作品鑑賞してみてはいかがだろうか…。

※千円紙幣「B号券(B千円札)」 表図柄/聖徳太子、裏図柄/法隆寺夢殿
因みに2014年3月11日現在でも紙幣として有効であり使用可能である。


【黒の札束】決定稿台本(第 稿/詳細不明)
1963.02.18(脱稿日未記載/詳細不明※)
(※撮影当時現場使用者入手日付記載有り/既に撮影中)
原作/佐野 洋 -新潮社版「重い札束」より-
脚本/高岩肇 監督/村山三男 企画/藤井浩明
作品製作ナンバー/134163
(1963年度/大映東京撮影所作品)

あちゃちゃちゃ…台本表紙の画像が背景に溶け込んじゃってるよ…。
背景色も表紙も『黒』だったもんね…当たり前か…ご容赦ください。

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