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電脳小僧の特撮映画資料室アナザーサイド版…筆者の妄想にご注意を!
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1972年冬休みの「東宝チャンピオンまつり※」に登場した
【怪獣大奮戦 -ダイゴロウ対ゴリアス-】。
※1972年冬期「東宝チャンピオンまつり」1972年12月17日公開。

上映作品は…
『ゴジラ電撃大作戦』(「怪獣総進撃」の短縮再編集版リバイバル作品)
『パンダ・コパンダ』(宮崎駿監督によるトトロの原型と言うべき伝説的短編アニメ作品)
そして…『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』である。

1972年・春休みの「東宝チャンピオンまつり」には
新作怪獣映画『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』。
(1972年3月12日公開)
1973年・春休みの「東宝チャンピオンまつり」には
新作怪獣映画『ゴジラ対メガロ』。
(1973年3月17日公開)

新作ゴジラ映画の狭間に円谷プロダクションが製作した
【怪獣大奮戦 -ダイゴロウ対ゴリアス-】。
この作品は、ゴジラが登場しない劇場用怪獣映画を模索した
円谷プロダクションのチャレンジ企画映画であります。

さらに当時…円谷プロダクションは「円谷英二の現代童話」シリーズを模索していたのです。
これは、怪獣と子供たちが主役の夢と冒険の「怪獣童話」である…。

第一弾の【怪獣大奮戦 -ダイゴロウ対ゴリアス-】では…
「痛快なドリーム人間『オジサン』と、無能大怪獣ダイゴロウと、子供達。
 かれらが、熊五郎や八五郎の力を借りて、恐怖星獣ゴリアスを向うにまわして
 展開する大奮戦の中に、子供達に伸び伸びとした夢をあたえる、
 円谷英二の現代童話を探り当てたい。」
このように円谷プロの製作意図が台本に掲載されている。

残念ながら『円谷英二の現代童話』は
この「大奮戦(ダイゴロウ対ゴリアス)」のみで
その後、シリーズ化はされませんでした。

しかし!「怪獣による現代童話」を模索していた円谷プロならではの
ほのぼのかつユーモラスな描写が満載!
「怪獣のために餌代のカンパを求める子供たち」や
「怪獣用の巨大な水洗トイレ」など…
もしもこの世界に当たり前のように怪獣がいたら…
その時…子供たちはどんな行動をするだろうか?

魔女や狼やお菓子の家も出てこないが…
もしも円谷英二が童話をつくったら…
きっとこんなお話になるだろう…
円谷プロダクション創立10周年記念作として製作された、
特撮ファンタジー「円谷英二の現代童話」
『大奮戦(ダイゴロウ対ゴリアス)』のお話…。

公開から40年が経過した今、
改めてこの作品を観た感想は
「円谷英二の現代童話」としては
大成功だったのではないだろうか…。

個人的には次の「円谷英二の現代童話」を
いつの日か見てみたいと思っている…。

【大奮戦】最終決定稿台本
1972年・脱稿日不詳
脚本/千束北男(飯島敏宏)
監督/飯島敏宏
特殊技術/大木 淳、中野 稔
製作/円谷 一、満田 穧
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1963年秋に公開された【大盗賊】…。

この作品は、わたくし電脳小僧が
大好きな俳優主演作品なのです!
さらに田中友幸プロデュース作品であり、
女優/八千草薫さんのご主人である
谷口千吉監督作品でもあります…。

何と云っても世界一大好きな俳優・三船敏郎!!と
円谷英二特技監督の特撮時代劇映画でもあります!!

…いつの日か巡り逢えるかなぁ…と思っていましたが
この度ついに!脚本を入手致しました!

【大盗賊(1963)】には姉妹編も製作されております。
【奇厳城の冒険(1966)】です。

円谷特撮ファンの方ならご存知の…磁力怪獣アントラー登場!
ウルトラマン放映第7話「バラージの青い石」の伝説の都バラージは
「奇巌城の冒険」に登場するオープンセットで撮影されたんですよ。
そんなの知っとるワ!!…と、みなさまの声が聞こえてきそうですが…。

さて【大盗賊(1963)】と【奇厳城の冒険(1966)】は
続編でもないのですけど…何故だかとても世界観が似ております。

コレは絶対に!続編に違いない!と
ボクは勝手に決めつけているのだ。

間違っちゃ困りますけど脚本上でも別ですので
ワタクシの妄想と思って見逃してください。

因みに入手した脚本は、山根博士こと俳優/志村 喬氏が
当時実際に撮影で使用した台本です。

表紙に「志村様」って書かれてるでしょっ。
言っときますけどボクが勝手に書いたんじゃないですよ。
基本的には未使用台本を1冊、
俳優・監督など書き込み使用台本1冊
コレクションしているので。

この他にも、志村 喬氏の使用脚本は
「太平洋奇跡の作戦 キスカ」を所有しておりますが…
「大盗賊」の台本も同様ですが…
志村 喬さんは実に書き込みの少ない
俳優さんでありまする!…

…書き込みの少ない…という事は…
「セリフは脚本に忠実すぎるけど…
 セリフの言い回しや芝居はとっても深みがある。」
という事…。

そんな素晴らしき俳優なのです!!
志村 喬さんだったから…
あの山根博士の言葉にも重みがある…。
ゴジラファンには堪らない名シーンを
演じられた俳優でありますな。

志村さんサイコーの芝居をありがとうございます!

(1963年度製作、1963.10.26劇場公開)


【大盗賊】決定稿台本
1963.07.04(第3稿)
脚本/木村武、関沢新一
監督/谷口千吉
特技監督/円谷英二
製作/田中友幸、角田健一郎
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【999(スリーナイン)】って題がいいっしょ!
まるで某宇宙鉄道みたいな題名の映画。

【香港−東京999】決定稿
1965.02.03(第 稿)
原案/橋本 忍
脚本/池田一朗 監督/福田 純
製作/藤本真澄、楊樵、角田健一郎
製作/東宝=台湾省電影製片廠
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Tue, May 8, 2012でご紹介した「田中光二」原作による
東宝未製作SF映画【大いなる逃亡(仮題)】
映画化は見送られたが…7年後に劇画化されていた!

原作は70年代後半に発表されたSF作家/田中光二の「大いなる逃亡」(角川書店、1975年)。

生物兵器の実験を隠蔽する自衛隊武装集団による乗員乗客の大虐殺!
唯一の生存者であり目撃者であるスクープカメラマン竜崎の逃亡!
竜崎を執拗に追う武装集団!彼らの目的は単なる隠蔽工作なのか?…。

これは70年代の映画「アウトブレイク」である。
芳文社コミックスから全2巻刊行(現在絶版)
劇画化もなかなかイイ!それもそのハズ…脚色を担当したのは
テレビ特撮ドラマ「怪獣王子」の脚本家/吉岡道夫氏である。
現在絶版となっているが機会があれば是非入手して読んで戴きたい作品である。

「大いなる逃亡 徊文社コミックス 1983.07.01初版発行
「大いなる逃亡◆徊文社コミックス 1983.11.15初版発行
原作/田中光二 脚色/吉岡道夫 劇画/ももなり高
発行/芳文社刊-芳文社コミックス-

1976東宝未製作SF映画【大いなる逃亡(仮題)】より
原作/田中光二 脚本/永原秀一 監督/舛田利雄
製作/田中友幸、田中文雄

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Tue, May 8, 2012でご紹介した「田中光二」原作による
東宝未製作SF映画【大いなる逃亡(仮題)】の企画から
7年後に劇画化されていた!

【STORY】
旅客機YS11が不時着したのはトカラの孤島である蛇石島。
その島は、極秘裏に生物兵器の実験場と化していた無人島だった。
飛来した自衛隊ヘリ3機から降り立ったのは、ガスマスクと防護服の武装集団。奴らの目的は…生存者たちの抹殺だった…。

原作は70年代後半に発表されたSF作家/田中光二の「大いなる逃亡」(角川書店、1975年)。
田中光二といえば原作「爆発の臨界」が1975年に「東京湾炎上」として映画化されている。

石油タンカーをシージャックしたテロリストと乗組員たちの攻防と
テロリストを欺き事態解決のために情報操作を行う政府を描いた
パニック特撮映画「東京湾炎上」の第二弾として企画されていた「大いなる逃亡」。

生物兵器の実験を隠蔽する自衛隊武装集団による乗員乗客の大虐殺!
唯一の生存者であり目撃者であるスクープカメラマン竜崎の逃亡!
竜崎を執拗に追う武装集団!彼らの目的は単なる隠蔽工作なのか?…。

これは70年代の映画「アウトブレイク」である。
残念ながら東宝は映画化を見送ったが…7年後に劇画化されていた!

芳文社コミックスから全2巻刊行(現在絶版)

「大いなる逃亡 徊文社コミックス 1983.07.01初版発行
「大いなる逃亡◆徊文社コミックス 1983.11.15初版発行
原作/田中光二 脚色/吉岡道夫 劇画/ももなり高
発行/芳文社刊-芳文社コミックス-


1976東宝未製作SF映画【大いなる逃亡(仮題)】より
原作/田中光二 脚本/永原秀一 監督/舛田利雄
製作/田中友幸、田中文雄

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