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電脳小僧の特撮映画資料室アナザーサイド版…筆者の妄想にご注意を!
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【大捜査網】こと【新幹線大爆破】
結末は極秘扱いだったのか?
わずか17ページ程のぺらっぺらの台本がコレ!


【大捜査網(仮)】
決定稿台本(第 稿)
1975.04.14
原案/加藤阿礼
脚本/小野竜之助
脚本・監督/佐藤純弥
特殊撮影/小西昌三、成田亨
企画/天尾完次、坂上順
製作/岡田 茂
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「父さん!!【大捜査網】…なんて!聞いたことないよ!!」

「そうだ!それが使徒?だ!!…いや?それが【新幹線大爆破】だ!!」

エヴァからの名セリフを引用させてもらったのには理由がある…。
碇指令こと庵野秀明監督とシンジこと樋口真嗣監督。
【新幹線大爆破】は、両監督お気に入り特撮映画の一本なのである。

1974年、当時の東映社長・岡田茂陣頭指揮のもと企画した
パニック系アクション路線第一弾が【新幹線大爆破】である。
「新幹線を乗っ取り、爆破したらオモシロイじゃないか…。」
ついに製作決定!業界も注目する中…
…超特急で映画製作がスタートするが…失速する事態が発生する…。
新幹線が主役なんだから…と、当時の国鉄に新幹線の撮影協力を交渉したところ…
…映画の題名を聞いた国鉄が難色を示し、逆に題名の変更を要求してきたのだ。
東映は断固拒否!このため撮影協力を得られず、ロケーション撮影もできずに
新幹線の車内に似せたセットを作る事で急場を凌ぐ事になる。
この事態により製作が2ヶ月程遅れ、映画完成はなんと!封切2日前。
大々的な宣伝もできないまま公開された映画が【新幹線大爆破】なのである。

なぜ?怪獣や近未来兵器が登場しないのに特撮ファンに注目されているのか?
それは…特撮シーンで使われた新幹線のミニチュアを製作したのが…
…あの【海底軍艦「轟天号」】など東宝特撮メカ製作を担当した「郡司製作所」なのである。

ミニチュアといっても一両の長さは約1メートル、撮影用に2編成・計24両製作されている。
さらに東映大泉撮影所裏手のオープンスペースに全長150メートル程の縦長の巨大なオープンセットを組み、
微妙な傾斜をつけてミニチュア新幹線の走行シーンを撮影したそうである。
(この特撮を担当した成田亨氏に生前、直接お聞きしたので間違いない!)
走らせると云うよりも…何度も転がしたそうな…。

でもさ…今回脚本入手してビックリしたのは…
…題名が【大捜査網】でしょ!これで国鉄が拒否するのかなぁ?
これ実は決定稿で準備稿は公開題名のまま「新幹線大爆破」なのかもしれない!
国鉄が改題してくれと申し出たのが【新幹線危機一髪】だったんだから…。
準備稿には絶対【新幹線大爆破】って印刷されてるに違いない!!

通常、台本コレクターは公開名じゃない題名の付いた台本を探究するけど…
…この作品だけは逆に公開題名バージョンの脚本がレア度高いんじゃないかと思うよ。

ちなみに台本はパート1とパート2に分かれていて
結末が別刷りの2分冊になってる珍品台本。
(結末が極秘だった1984年ゴジラと同じ扱いだね。)

それからこの映画キャストも豪華だよ!!
健さんこと高倉健さん
サニー千葉こと千葉真一さん
もうひとりの健さんこと宇津井健さん
さらにハヤタこと黒部進さん
山根博士こと志村喬さん
Gメンの丹波こと丹波哲郎さん
白い犬のお父さんこと北大路欣也さん
ガッパの川地民夫さん
元祖青大将こと田中邦衛さん…

他にもベテラン、当時新人いろいろ出演してるから
見たことない人は一度見て頂戴ね!!


【大捜査網(仮)】
決定稿台本(第 稿)
1975.04.14
原案/加藤阿礼
脚本/小野竜之助
脚本・監督/佐藤純弥
特殊撮影/小西昌三、成田亨
企画/天尾完次、坂上順
製作/岡田 茂

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