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『ユニテリアンと福澤諭吉』(土屋博政)という本を読んだ。
ユニテリアンに興味があったのでその歴史に関するところを読んだ。 ユニテリアンとはキリスト教の正式の教義の三位一体を否定し、神の唯一性を主張する。
宗教改革の時、カルヴァンに迫害されたセルベトスが元祖だそうでニューソートの源流の一つだそうだ。
セルヴェトスはカルヴァンにより火刑にされたが、反三位一体を標榜する運動が東欧に広まった。
イタリア人のソッツィーニがポーランドの小改革派の指導者として迎えられ教義を作っていった。 その神学がソッツィーニ主義と呼ばれた。
後にイギリスでも広まったが、名称が改められユニテリアンと呼ばれるようになった。
米国では会衆派がユニテリアンになっていったが、英国では長老派が主としてユニテリアンの教派を形成した。
ユニテリアンというと、アメリカのエマソンが元ユニテリアンの牧師であった。
当時はハーバード大学神学部がユニテリアンの牙城であった。エマソンもここを出ている。
これは、従来のキリスト教にはないものだ。 キリスト教は正統異端というのを厳しく問うが、
三位一体を否定するユニテリアンはもう正統なキリスト教ではない。
正統的キリスト教の一派ではなくキリスト教的宗教と言われるそうだ。
正統派キリスト教の根幹をゆるがし、キリスト教社会を崩してしまうものである。
ユニテリアンとニューソート。 似ているところは極めて多いが、 ニューソートの場合は積極思考的な要素が強いところが違うかもしれない。
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キリスト教
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