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ネットで具足戒について調べていたら、一つ一つ紹介しているページがあった。
福井県小浜市にある臨済宗南禅寺派の瑞雲院(ずいうんいん)のページだ。
この中に具足戒についての記事があった。具足戒について一つ一つ紹介している。
大乗戒についての記事もあった。大乗戒について一つ一つ紹介している。
他に『傍訳 梵網経』(四季社)というのを借りて読んでみた。
こちらの本は実際の経典の訳であり、WEBの記事は要点の紹介である。
上記のWEBの大乗戒の記事とこの本では戒律の名称、内容が違っている所も多かった。
何なのだろうか?いくつかの種類があるのだろうか。
読んだ印象としては、具足戒については戒律の内容がはっきりとしているのに対し
大乗戒については内容が抽象的で具体性に欠け
しかも要件が多くややこしいという感じだ。
具足戒については守るべき内容がはっきりとしているので、
一つ一つ守っているかどうかはっきりとする。
内容はかなり細かい規則であり精神的な内容でないのが多い。
これに対して大乗戒は具足戒のような
細かい行動、動作、しきたりの指針のようなものでなく
抽象的、精神的な内容がほとんどのようだ。
これについて先に紹介した大乗戒についての記事ではこう書いてある。
「
出家者のための具足戒は一般の法律と同じように罰則規定を備えた戒であるため、
あいまいな部分が残らないように内容や適用範囲がきっちりと定義されているが、
その点、努力目標である大乗戒にはかなりあいまいな面があるように思う。
梵網経や瑜伽師地論などの経や論の中で戒が説かれること自体、変則的なことである。
また努力目標であるだけに完全に実行するのが困難なものが多いようにも思う。
大乗戒ができたことで具足戒は小乗戒と呼ばれるようになったが、これは大乗側からの呼び名である。
」
まさにその通り。
大乗戒の内容は一つ一つ要件が多く、全ての大乗戒を守ることなんて無理だと思います。
いや、一つの戒でも守るの難しいのが多数ありそうだ。
現在の大乗戒を受戒しているお坊さんで守っていないと思われるのは下記の通り。
十重戒
第一重戒 殺戒
全員ではないでしょうが肉を食べているお坊さんは多いのではないでしょうか。
肉を食べる人が居るから、畜産業すなわち屠殺が行なわれるわけで縁にはなるでしょう。
第三重戒 婬戒
お坊さんで結婚している人は多いでしょう。
四十八軽戒
第二軽戒 飲酒戒
お酒飲みますね。
第三軽戒 食肉戒
肉食べますね。
第四軽戒 食五辛戒 ねぎ、らっきょう、にんにくを食べますね。
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