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『祈りの研究』『呪いの研究』という本を読んだ。

著者は中村雅彦という人で、国立大学で心理学の博士号を取得し、

大学で心理学を教えている方だ。

専門は社会心理学だが、

傍らにトランスパーソナル心理学、超心理学を研究している。

四国の愛媛大学で教えていた。

四国は八十八ヶ所のお遍路があるが、宗教的な環境が強いようだ。

周りを海に囲まれ、ほとんどが山地であり、人口が少ない。

弘法大師信仰が強く、信仰心が強い。

お遍路があるように、修行している人が多いようだ。

著者も超心理学に関心があるので、

とある神社で修行を、神職の資格を取得をした。

四国では霊能力を持つ祈祷師を「拝み屋」といい、たくさんいる。

著者もその一人で依頼を受け、様々な祈祷をしている。

で,その内容なのだが、

イギリスの魔術師の魔術合戦やシャーマンの呪術合戦のような

様相をしている。

拝み屋同士が争っているのだ。

日本の中にこのような世界があるとは驚きだ。

これでは、チベットや未開地のシャーマンに師事したりすることなく

日本で研究できるではないか。

著者が本職の心理学者で超心理学も専門家でありながら、

自ら研究対象というべき祈祷師になり、

実態を記述分析している。

きわめて珍しい画期的な内容だと思います。

大変珍しい本です。

現在は四国の拝み屋の協会の会長をしているようです。

呪術的なことや地獄霊、不成仏霊のような話が多いです。

天国的、神からお告げ、教えを受けるというものではありません。

私はオカルト的なものに関心がありますが、

傍から見るとこういうタイプの人間に見えるのだろうなと思います。

私は自分では修行はしないし、特に超能力など欲しいとは思っていません。

そういうものがあると、

見えないものが見えたりすると厄介だと思っています。

しかし、私が研究していることは当然、こういうことを含むものであり

結構危ないことをしているなという思いがしました。

新興宗教でない伝統的宗教のなかにも

生き生きと霊能力を発揮する世界があるというのが驚きでした。

ただ、私は関わりたくないです。

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チョンツ
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