|
しかし、こちらはお勧めです。まず読みやすい。字が大きい。漢字のルビが新潮文庫より多い。ページ毎の注記がとてもわかりやすい。 なにより、雨宮処凛の解説≪現代に返り咲く『蟹工船』の叫び≫がいい。 相当のページ数のボリュームのある解説の終わりにこんなくだりがあり、感心しました。 そんな日々の中で、私たちの周りの若者は、一時「駆逐艦」にも熱狂した。蟹工船の中、労働者たちがストライキに立ち上がった時、沖に現れた駆逐艦。彼らは味方が来てくれたと歓声を上げた。その光景は、ここ数年言われた「右傾化」の現象となんと似ているだろう。だけど、駆逐艦は味方でもなんでもなかった。ストライキは弾圧され、そして私たちはあっさりと切り捨てられた。05年の郵政選挙に一縷の望みをかけた若者たちは、結局は期待を裏切られるどころか蹴り落とされるような目に遭い、生活はさらに苦しくなった。 そうして私たちは「戦争と同じ」日々の中、ただ生きるために望まない内戦を戦わされる日々の中、「蟹工船」を発見した。 雨宮処凛は、国家権力の本性・本質、民衆の側からの幻想と暴露をこのようにまとめた。納得できました。 この解説を読むためだけでも購入する価値はある。と思います。 8月2日(土)17時、葛飾シンフォニーの別館レインボーに過労死遺族など150名を超える人々が集うとても感動的な会となりました。 「過労死」を生みだす異常・異様な悪逆非道の社会・企業に対して、広範囲の人々は手を結びあい、果敢に闘い続けていきましょう。 |
考えたこと
[ リスト ]





大成功ですし、すごく楽しく参加できましたよ。
2008/8/5(火) 午後 7:15 [ sige ]
図書館で「蟹工船」を推奨していました。という事で、今有りますか?と聞いたら、全部(何冊あるかは確かではないのですが)貸し出しで今館内には無いとの事。タダのブームに終わらなければと思うのですが。因みに週間金曜日は年購読契約なのでなかなか購入に踏み切れませんね。本屋にも手軽に購入できれば良いのにね。
2008/8/15(金) 午後 8:54 [ 星の絵本 ]