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週刊金曜日3月27日号「金曜アンテナ」記事
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=552 阪急トラベル 組合員を不当“解雇” 本誌記事を「虚偽」と決めつけ旅行添乗員の過酷な派遣労働環境と労働組合結成の経緯を取り上げた本誌の記事(二月二〇日号)が「虚偽」だとして、大手旅行会社「阪急交通社」の子会社で、添乗員を派遣する阪急トラベルサポート東京支店(田中和男支店長)は三月一八日、取材に応じた同社所属の添乗員・塩田卓嗣さん(四六歳)に対して「抗議文」を手渡し、「今後、添乗業務のアサイン(割り当て)をしない」と事実上の解雇処分を通告した。 塩田さんは二〇〇七年一月、労働条件の改善を求めて仲間たちと労働組合を結成し全国一般東京東部労組に加入。同労組阪急トラベルサポート支部の支部長を務める。 同支部を紹介した記事(野村昌二さん執筆)をめぐり同社は「抗議文」の中で、日当の額や雇用保険加入の有無、添乗員が体調を壊して亡くなったとの記述などを「虚偽の事実」と決めつけ、「当社の名誉を著しく傷つけ、正常な業務の運営を妨害するもの」と指摘している。が、筆者の野村さんと本誌に対しては抗議などはしていない。 塩田さんは「組合結成前の過酷な労働条件を説明した上で、同社に勤務する前の出来事(添乗員の死亡)について語ったもの。会社側は意図的にそれを、現在の労働条件は違うなどと言いがかりをつけている」と話し、東部労組の菅野存書記長も「支部長である塩田さんを見せしめにした組合つぶしだ。撤回を求めて闘う」としている。 本誌が電話で抗議した上で面会を求めたのに対し、田中支店長は「会う必要はない」などと拒否した。東部労組と本誌は「言論への挑戦でもある」として、二六日に厚生労働省で共同記者会見を開いた。 片岡伸行・本誌編集部 |
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