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今、夜寝ながら、島崎藤村の「夜明け前」を読んでいます。高校生の時以来ン十年ぶりの出会いです。「夜明け前」は1929年に発表された作品ですが、とても新鮮でワクワクしながら読んでいます。 信濃木曽路の民衆を通し、自らの父や相楽総三らの明治維新という「革命」に引き寄せられ参加していった「草莽」たちが、国家権力や社会から裏切られていく物語です。まさに「草莽たちへのレクエイム」(梅本浩志さんの「島崎藤村とパリコミューン」)の小説です。 明治維新は1868年です。そのわずか3年後の1871年がパリ・コミューンです。 梅本浩志さんの「島崎藤村とパリコミューン」(社会評論社)によると、フランスのシャンソン「さくらんぼの実る頃」は、1871年のパリコミューンの蜂起に参加した詩人ジャン・バプチスト・クレマンが、自ら立てこもるバリケードへ食糧補給をしてくれた看護婦ルイーズにこの歌を捧げたとあります。 世界史上はじめての労働者政権であったバリコミューンに立ちあがった労働者・市民を、反革命軍は3万人も虐殺したのです。この非道な弾圧への哀しみと憤りをうたった歌です。 「わたしは桜んぼの実る頃をいつまでも愛するだろう。 それは、ざっくりと口を開けた心の痛みが私の心の中にいまもなお残っている季節だから。 そして運命の女神がたとえ私の前に現れても、 女神といえども、私の受けた心の傷を塞ぐことは、決してできないだろう。 そして私が心に留めた思い出をいつまでも愛するだろう」 (第4節 梅本浩志訳) 島崎藤村は1913年にパリに行き3年間います。パリでは後に有名なマルクス主義者となった川上肇らと熱烈な討議を重ねるなど深い交流があったそうです。 ちなみに 「インターナショナル」もパリ・コミューンの中で作詞されたシャンソン!です。 /////////////////////////////////////////////////////////////////////////// |
唄 ねがい 等
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転載させていただきました。
日本の人権はいまだ”夜明け前”
人権鎖国状態の日本に開国を迫る連帯を!
2009/9/11(金) 午後 8:42 [ 人権NGO言論・表現の自由を守る会 ]