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信濃
資本家の論理まず次の文章を読んでいただきたい。 <仕事一筋できた父親、特に上場企業の役員クラスは、小さい頃から子どもを放ったらかしにしてきたことに負い目を感じている人が多い。だから、子どもが大学を卒業し、社会に巣立つ頃になると、「どこかいい就職先を世話してくれる人はいないか?」と俄然、子どもの面倒をみたいと思うようになる。子どもの就職がウィークポイントになるのだ。 これを利用しない手はない。もし、そういう情報が入手できたら、就職の世話をしてやればいい。自分のところで引き取ってもいいし、どこか関係先を紹介してもいい。それで交渉がうまくいくなら、ビジネス上、これほど有益なことはない。 仮に自社採用しても、生涯賃金が2億円ぐらいとして、それでその社員の親の会社から10億円の仕事がもらえるなら、これほど妙味のある投資はない。広告業界などでコネ入社が多いのもそのためだ。> これは評論家の文章ではない。東証一部上場のキヤノン電子の社長である酒巻久が、社内文書などでなく、今春出版した朝日新書に堂々かつ自慢たらしく書いていることである。 驚くべきはその企業のトップが恥も外聞もなく、このように儲けるためには何でもやるという、企業倫理のかけらもない主張をしていることだ。コネ入社奨励、どら息子や御曹司の飼い殺しOK。入社させたときにすでに採算はとれているということだ。 その酒巻社長の考えの元、キヤノン電子の秩父工場には社長室と応接室以外に椅子が無く、従業員は一日中、立ちっぱなしの状態を強いられ、腰痛を訴える従業員が後を絶たないという。また、廊下の歩行速度も制限があり、 5m の距離を 3.6 秒以内で歩かないと警告音が鳴るようになっている。 スローガンは「急ごう、さもないと会社も地球も滅びてしまう」。つまり「滅び」ないための原則はただ一つ「もうけること」だ。そのためにはコネ入社でも労働者の酷使や使い捨てでも何でもやりますよということだ。労働者と労働組合が力を持たないと、こんな情けないことになるという見本だ。(石) 全国一般東京東部労組機関紙『東部労働者』2010年8月号 コラム<二言三言> http://www.toburoso.org/hutakoto.htm#1008 |
アピール・理論・学習
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損害保険大手の、東京海上でも、明らかに縁故と、思われる社員は、少なくは、有りません。
2010/8/23(月) 午後 9:21 [ 短足おじさん ]
資本家の論理といえば、以前ある大手ショッピングセンターチェーンの経営者が「店舗内で万引きが出来易く店を設計するのも商売のコツ」と得意げに雑誌で述べていました。儲かりさえすれば手段を選ばない、酷い論理です。
2010/8/24(火) 午前 7:02 [ yfq**494 ]
儲かりさえすれば手段を選ばない、酷い論理です。
その一言に尽きます。これが当たり前の日本になりつつある事に恐怖を感じます。
2010/8/25(水) 午後 9:07 [ yuu*a2*miki** ]