労働相談・労働組合日記

労働相談、労働組合スタッフの個人日記

唄 ねがい 等

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鶴彬(つるあきら)の感想です。

 鶴彬18歳1927年
 「夜業の時間、舞踏会の時間──」
 「賃金どれい鞭もつ人のあくびかな」
 「恋! ピエロ! 機械! どれい! 地獄絵ぞ!」
 「肺を病む女工故郷へ死に来る」
 過労死・深夜労働・交替制・サービス残業・長時間労働・憎い職制・職
  場のいじめ・・・・・くそ!

 「働けど食えず盗んで縛られる」
 昨年の万引き10万4827人。内、65歳以上の高齢者最多の2万8371名。全
 体の26.1%。この高齢者はみんな一生働いてきた人ばかりだ。

 「海に充つ野に満つ街にみつ鎖」
 「溺死者のつづく思想の激流よ」
 「監獄の壁にどれい史書きあまり」
 「貧乏ふえて王様万歳!」
 80年前と比べて良くなった事、変わらない事、鶴彬に聞いてみたい。
 「溺死者のつづく思想」って、今なら、さしずめ「御用学者」と「御用
 組合」ですね。早く溺死させないと。

 鶴彬21歳1930年
 「メーデーよ居ないあいつの分までうたおう」
 「ゼネストだ花が咲こうが咲くまいがよ」
 「団結へ賭けろどうせ食えない生命じゃねえか」
 少々やけっぱちになった鶴彬(つるあきら)。でも実際、失うべき物を
 持っていない切羽詰まった生身の労働者の闘いのスタートって、こんな
 気持ちから始まるのでは。

 鶴彬26歳1935年
 「枯れ芝よ!団結をして春を待つ」
 「地下へもぐって春へ春への導火線」
 「赫灼の火となるときを待つ鉄よ」
 労働者には「導火線」となる能力も、「灼熱の火」となる力もある事を
 私たちは日々の闘いで身にしみて知っている。そして、みんなの団結、
 職場での団結権こそが労働者の「春」を引き寄せるのだ。

 さあ!「踏みにじられた芝よ 春を団結の歌でうずめろ!」ではありま
 せんか。



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鶴彬金沢で会うことが出来ました。故郷には彼のお墓はないそうですね。今とは違う封建性バリバリの時代にこのような文章を書いた鶴彬には尊敬の念を感じます。命をはっての表現だったのでしょうね。今の時代は形を変えて鶴彬の生きた時代と同じ状況です。違うのはあの時代は新しい時代が必ずやってくるという信念で多喜二も鶴彬も命を燃やし続けた時代でした。今は漸く手に入れた民主主義、憲法を奪われない闘いです。彼らが残してくれた大事な遺産を、絶対に手渡すことは出来ません。

2011/11/16(水) 午後 6:55 [ yuu*a2*miki** ]


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