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6月14日の毎日新聞夕刊の3面に「辞めたいのに辞められず」のNPO労働相談センターの取材記事が大きく載りました。 早速、親友のひとりが「<やめさせてくれない>の全国デビューすごい」とメールをくれました。 労働相談センターに取材で連日来た毎日新聞の青年記者は、格好いい記者です。熱心に取材する姿にこちらもほだされ、あれこれ資料集めに協力したりインタビュー相手を探しました。 下町の安くてうまい店を教えてくれというので、京成立石駅前の「立ち食いすし屋さん」を教えたところ、えらく気に入って、彼は、その後で妻と子どもも連れて又行ったそうです。 今度、僕の立石のもうひとつの自慢の「うどん屋さん」を紹介してあげるつもりです。 ある日、「今地震(取材)でインドネシアにいます」と電話がありました。しばらく会えないなと思っていたら、14日の朝に僕の携帯に「今日の夕刊にでます」と連絡が入りました。 ところで! 「辞めさせてくれない」こそ、現在の日本の労使関係を象徴する社会現象です。 資本主義社会が、それ以前の封建時代や奴隷制度社会と決定的に異なる最大の「原則」は、農民や労働者に、土地や雇用主から「離れられる自由」が与えられていることにあったはずです。 資本主義以前は、農民は一生(一生ですよ)自分からは農地から離れることを許されていませんでした。 労働者もかってに雇用主の元を去ることは処罰の対象でした。 資本主義といっても、戦前の日本は、法律で「前借金」や「罰金」を合法化することで労働者を<拘束>して、実際は江戸時代の女郎屋の女性と同じように、労働者を絞りに絞っていました。勿論、まともな「団結権」など認められていませんでした。 だからこそ、現在の労基法はこれら戦前の反省にたち、「前借金」や「罰金」を禁止したのです。 しかし、この数年、「やめさせてくれない」相談が爆発的に増えて来ました。私たちNPO労働相談センターはいち早くこの現象に気づき、何人かの学者や知識人に訴えてきましたが、「やめたければやめればいいのでは」というトンチンカンな反応で彼ら知識人にはまるで理解されませんでした。 さて、
僕は、この<やめさせてくれない>というテーマで現在の「資本論」を書く人が出てくることを切に願っています。何故こんなことが起きてくるのか。何故唯一残された「やめる自由」すらない社会なのか。労働者の側の力がかくも弱くなつたのは何故なのか。資本(家)の飽くことのない悪逆非道の本質、残酷性、搾取・・・・戦争。今労働者にとって本当に「自由社会」なのか。そもそも「自由」とは何かなどなど、たくさんたくさんのことを、「やめさせてくれない」で苦しんでいる労働者の側に徹底的に身を置いた「資本論」実現を願っています。 (資料はゴマンと提供します) |
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2006年06月17日
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