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8月15日号メルマガ「かわら版・ジャパンユニオン」 <今号のきめゼリフ>---------------------------------------------- −「名ばかり労働組合」− 私たちのもとには多くの労働相談が寄せられます。長時間労働、賃金不払い、解雇など内容は様々です。それらの労働問題の根本的解決には集団的な労使関係が必要なので、労働組合の結成や加入をすすめています。 「いや、労働組合はすでにあるんです」という相談者が最近、目立ちます。いずれも名の通った大企業です。「でも、労働組合じゃないんです」とその人の話は続きます。 労働組合法の第2条には「この法律で『労働組合』とは、労働者が主体となって自主的に労働条件の維持改善その他経済的地位の向上を図ることを主たる目的として組織する団体又は連合団体をいう」と定めています。 上記の目的で活動しているはずの労働組合があるのに、なぜその職場で理不尽な首切りやサービス残業がまかり通るのでしょうか。理由を聞くと「組合は経営者と癒着しているから従業員の切実な要求や行動はしない」という答えがだいたい返ってきます。 ファミレス店長が過労死しているのに逆に「強い店長になれ」とハッパをかける企業内労組の委員長。「名ばかり管理職」を先頭でたたかっているコナカ組合の足を引っ張る第2組合。旅行添乗員が強いられている長時間のただ働きの温床である「偽装みなし労働」を業界団体といっしょに政府に要求する労働組合・・・。私たちが現在直面しているだけでも本来の労働組合の姿とかけ離れた事例がたくさんあります。 「名ばかり労働組合」。こんな言葉が世間で流行るのも近そうです。労働組合とは何のため、誰のためにあるのか。非人間的な労働状況が横行している今だからこそ考えなければなりません。
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2008年08月16日
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