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消費者、お客からの<罵倒・クレーム・威張る・いじめ・・・>も尋常ではありません。 「派遣制度」「自己責任」「市場原理」「規制緩和」「成果主義」・・・・の資本主義社会は怖ろしいほどの<差別>を蔓延させています。<差別>が制度として合法化され、巨大なモンスターとして人々の心を蝕み痛め続けています。 とにかく<儲け>だけの経営者・資本家は、消費者が神様で絶対で王様だ。神と王の前では奴隷となれというデタラメなクダラナイそれでいて怖ろしいイデオロギーを人々の頭の中に注入しつづけています。 消費者とお客が神や王でなどあるわけがありません。消費者とお客を祭り上げるのは、一円でも多く買ってもらいたいだけの経営者・資本家の手口でしかありません。 本来であれば、私たちは、この野菜を大変な苦労をかけて作ってくださった農家の人々、ここまで夜中まで走り続けて野菜を運搬し届けてくださったドライバーのみなさん、この野菜を綺麗に梱包し整理し店頭に並べて買いやすくしてくださるスーパーで働くすべてのみなさん・・・・にありがとうと心の底から感謝して買っていいはずです。 あらゆるところで見かける店舗前や駅前での<大声での客寄せ>は今や当たり前の都市風景です。かつては店舗前での<大声での客寄せ>は水商売以外では八百屋さんや魚屋さん・・・の、おやじさんおかみさんがうれしそうにやっているものでした。うちの魚は最高だよと本気で心を入れて伝えていました。今では、あらゆる店舗前でアルバイトの若者たちに<大声での客寄せ>が命じられます。ソフトバンクの前でも何人もの彼女・彼らがやらされています。寒風吹きすさぶ中、一日中立ち続け叫び続けです。痛々しいです。 最近あるラーメン屋で店員の若い女性が私の目の前に来て、コンクリートの床に両膝をつけ、ひざまずいて「御注文はお決まりですか」と言ったので、私はあわてて「立ってください」と言ったところ彼女は小さな声で「坐らないと店長に叱られますので」と言いました。同じことは紳士服のコナカでも経験しました。 これはもう「酷使」の領域です。「暴力」です。 年末に若い友人が脳梗塞で都立病院に入院しました。私は連日都立病院に通いました。病院の中が何かおかしいです。高級ホテルのように建て替えたからではありません。以前と何かが変わっています。変に親切なのです。医師も看護士もバカ丁寧と言っても言い過ぎではありません。それでいて何か寒む寒むとしています。 友人は都立病院から別病院へ転院です。まるで追い立てられるようでした。請求された入院費用は1ヵ月足らずで28万円でした。 友人が転院する前の日、アンケート用紙を渡されました。その中身を見て、あっ!これだとわかりました。ものすごい細かい内容です。特に看護士の言葉使い、患者への説明の仕方・・・・はどうだったか。とても満足した、満足した、普通、やや不満、とても不満といちいち5段階評価です。それが2ページに及び30項目近くあります。看護士の言葉使い、態度について、これでもかこれでもかとアンケート質問が並びます。 これでは結構その気になり勘違いした調子こいた患者や家族も出てきて威張ってクレームを付ける事もあるだろうな、たった一つのクレームが付いたら、上司は鬼の首を取ったようにその看護士を痛め続けるのでしょう。想像がつきます。 阪急トラベルサポート支部の添乗員組合員の怒る一つにもこの「アンケート」があります。 都立病院でも患者は「お客様」なのです。今では区役所ですら「次のお客様どうぞ」と呼びます。 「メイド喫茶」や「ホストクラブ」での客とホストとの関係、<御主人さま>とか、<ひざまずく>は、その時その場所の疑似世界でのゲームであっても、唾棄すべき品性下劣だと軽蔑していたのに、今や現実の労働現場や一般社会の方こそ怖ろしい<奴隷労働>の強要の現場ではありませんか。 ここに来て在日朝鮮人の方々への許し難い差別も再び頻発して来ています。 しかし、差別を考える時に最も大切な観点は、人々は本当に差別を憎むということです。人々は、この力を決して失っていない。私はこのことを心から信じています。 フォーラムジャパン支部の24名の障害者の仲間も、メトロコマーズ支部の契約社員の女性たちも、大久保製壜支部の仲間たちも、私の出会ったすべてのたちあがった仲間たちも、そして世界のたたかってきた先輩たちも、みんな差別や抑圧を心から憎み、怒ったからこそ立ち上がっているのです。<搾取と差別のあるところ民衆は必ず立ち上がる>は歴史の真理なのです。 私も、心から、本気で、差別と搾取をもっと憎みたいと思います。<憎しみのるつぼ>となりたいものです。
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2010年01月10日
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