労働相談・労働組合日記

労働相談、労働組合スタッフの個人日記

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不当な赤狩り「サッコとバンゼッティ事件」とたたかった世界の多くの労働者・市民


死刑直後の葬儀と抗議闘争に立ちあがった巨万の大衆と警察弾圧の様子

Sacco and Vanzetti

1920年代、1917年のロシア革命の波及と第一次大戦後の不況による労働争議の高まりを怖れたアメリカの支配者は、でっちあげ「赤狩り」を繰り広げました。その有名な事件のひとつが「サッコとバンゼッティ事件」です。

不況下、幾百万労働者が立ち上がり、次々とストライキに決起します。その労働者を弾圧するための「見せしめ」として選ばれたのがイタリア移民労働者の活動家であった靴労働者ニコラ・サッコと魚行商人のバートロメオ・バンゼッテイでした。1920年5月5日、二人は無実の罪で逮捕され、翌年7月には死刑判決が下されます。

イメージ 1アメリカのみならず世界各国の多くの労働者は抗議と救出のたたかいを続けましたが、1927年8月23日、二人は惨酷にも電気椅子で死刑にされました。
二人の遺志を胸に、怒りに燃えたアメリカ・世界の労働者・市民は更なるたたかいに立ちあがりました。
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バンゼッティの言葉
「わたしが、こんな目に合わなかったとすれば、わたしはきっと人々から軽蔑された一生涯を過ごしていただろう。わたしは誰にも認められず、人生の敗残者として死んでいっただろう。しかし私たちは今では敗残者ではない。私たちには、素晴らしい生涯が与えられ、私たちは勝利したのだ。こんな大事業は一生かかったって、できやしない。私たちは今、この大事業を成し遂げたのだ!。私たちの命、私たちの苦しみ、それが何だというのだ!私たちは、いま殺されようとしている。善良な靴屋と、かわいそうな魚の行商人が、殺されようとしている!しかし、あなた方が、私たちのことを、ちょっとでも考えた時、あなた方は、私たち自身なのだ!私たちの最後の苦しみは、私たちの勝利なんだ!」

(死刑から50年後の1977年7月19日、マサチューセッツ州知事のマイケル・デュカキスは、この裁判は敵意に基づいた誤りであったとして2人の無実を公表し、処刑日の8月23日を「サッコとバンゼッティの日」と宣言します。)

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この事件をモデルとした、イタリアとフランスの合作映画「死刑台のメロディ」が1971年に上映され、ジョンバエズがテーマ曲を唄った。

Sacco e Vanzetti

Here's to you, Nicola and Bart
Rest forever here in our hearts
The last and final moment is yours
That agony is your triumph

ここにあなたがいる、ニコラとバート。
永遠に休んでください、われらの胸で。
裁きの時は、あなたのものです。
その苦しみは、あなたの勝利です。

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