労働相談・労働組合日記

労働相談、労働組合スタッフの個人日記

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びっくりした。今までの福島菊次郎さんの本や写真集とはまた違う、このドキュメント映画から受けた感動は一言で言うと「びっくりした」です。
実は、この「びっくりした」は先に観た仲間のひとりが言っていた言葉なのですが、わたしも映画館で観始めてすぐに本当にびっくりし、背筋がピンとなりました。

映画は報道写真家福島菊次郎さんの人生を追っていきます。軍国少年、特攻隊から、広島原爆、被ばく者家族との苦しい出会い、被ばくした朝鮮人、学生運動、三里塚農民、水俣、原発と闘う祝島島民、軍需産業、自衛隊、ウーマン・リブ、天皇の戦争責任そして3.11からの原発フクシマ。

たくさんの感想があるのですが、一つだけ言わせてもらうと、
彼が90年の生き様と海風でよろめくほどの痩体で私たちに示すしてくださったのは「どちらの側に付くのか」という問いかけだろうと思いました。彼はいつも被害者の側、闘う側に我が身を置いて撮り続けました。3.11から福島現地で彼は、一匹の牛もいない牛馬小屋の汚れた床に当然のごとく寝ころんで下からカメラを向けていたのが象徴的でした。

全国でやっています。
東京では銀座シネパトスと新宿Ks cinemawです。9月もやると聞いています。
友人、知人のみなさん、ぜひ観て頂きたい、そしてみなさんの感想を聞きたいなと思いました。
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<以下シナリオより抜粋>
私の印象に強く残った3場面


20名の解雇する組合員を選ぶくじを終えた労組委員長ミシェルは言う。
「これで20名だ。同志よ、うらみっこなしだ。今の景気では仕方がない。全員の解雇より・・・」
20名の中にはミシェルも入っていた。


妻に報告するミシェル
「今日、決まった。クジに当たって解雇だ。」

微笑みを浮かべてミシェルを見る
「英雄と暮らすのは疲れる。お腹へった?」


クリストフ
「昔とは時代が違うんだ。職を失って暮らせるか? 新入りだから解雇手当もない」
ミシェル
「クジが一番公平だった。他に手が?」
クリストフ
「まず金持ちや共働きの人から解雇。給料や労働時間も減らす。それか工場に放火! 汚い妥協よりマシだ!」
目をつぶるミシェル

岩波ホールで上映中です。
ぜひお勧めします。
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親友の勧めで、今日、渋谷アップリンクでみてきました。
山口県上関原発に反対して、島ぐるみで28年間闘ってきている祝島の人々の物語・ヒューマンドキュメントです。
原発と闘うタカシ君と父親と島中の女・男の真実・圧倒的な説得力と中電の悪逆非道な実体は、この映画ができたわずか1年後の3.11に証明されてしまいました。

祝島の人々こそが私たちの「先進」です。私はもっともっと謙虚に彼女、彼らからたくさんの事を学びたいと思いました。

渋谷アップリンクでは8月26日までやっています。自主上映が全国各地で行われています。ぜひ多くの方がたに見て欲しいと心から思いました。
1990年黒澤明監督の映画「夢」の8話の中の6話「赤富士」です。実際は目に見えない放射線物質に色を付けた黒澤さんからの警告でした。アメリカとの合作にした事も黒澤さんに何か考えがあったからでしょうか。広島・長崎の原爆や原子力発電を押し付けてきたアメリカへの糾弾も含まれていたのでしょうか。そして今、夢ではなく現実に事故を起こした原発もアメリカ製です。昨日は、アメリカとフランスが設置した「高濃度放射線汚染水浄化装置」が、本来一カ月でカートリッジ交換の予定を、わずか5時間で基準の放射性セシウムを吸着しすぎて停止したと報道されました。冗談ではありません。


Akira Kurosawa's Dreams - Mount Fuji in Red


「何があった?」
「何があったんですか?」
「噴火したのか、富士山が」
「大変だ」

「もっと大変だよー」
「あんた知らないのー?」
「発電所が爆発したんだよー。原子力の」

「あの発電所の原子炉は6つある」
「それがみんな、次から次へと爆発を起こしてるんだ」

(略)

「放射能に冒されて死ぬのを待っているなんて、生きていることにはならないよー」

「でもねえ、原発は安全だ、危険なのは操作のミスで、原発そのものに危険はない、
絶対にミスは犯さないから問題はないってぬかした奴ら、許せない
あいつら、みんな、縛り首にしなくちゃー死んだって死にきれないよー」

『夢』より

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先日友人と渋谷アップリンクでドキュメンタリー映画「100,000年後の安全」をみました。とても混んでいました。今私たちは福島原発事故で日夜原発の恐ろしさを突き付けられていますが、原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分がこれほど厄介なものであること、想像をはるかに超えた怪物であることをこの映画は静かな語り口で、しかし、圧倒的な映像で示してくれます。10万年!後、「人類は原始人になっているかも知れない」という言葉がとても印象的でした。

以下バンフよりの抜粋です。
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浅井隆(アップリンク社長)
・・・「本作品はフィンランドのオルキルオトに建設中の、原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場"オンカロ(隠された場所)"と呼ばれる施設に、世界で初めてカメラが潜入したドキュメンタリー作品です。高レベル放射性廃棄物は安全な状態になるまで、10万年間かかると言われています。フィンランドでは、固い岩盤を掘削し地下500メートルにまるで地下都市のような巨大な施設を、自国の原発から出る放射性廃棄物の最終処分場として作る事を計画しています。現在の段階では正式に運用されるのは2020年を予定しています。」
・・・・「本作では、安全になるまで10万年を要するという高レベル放射性廃棄物を、果たして10万年間も安全に人類が管理できるのかという問題を、フィンランドの最終処分場の当事者たちに問うています。」

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須永昌博(スウェーデン社会研究所所長)
・・・・人類の祖先ネアンデルタール人の時代からこれまで1万年しかたっていません。その昔、人間はピラミッドや万里の長城や東大寺大仏殿を作りました。歴史的な大建造物です。しかし高々5000年も経っていません。今、地球は気候変動の問題を抱えて、持続可能社会の構築がスローガンになっています。持続とはいつまでのことを指すのでしょうか。永久にと言います。でもこの映画にも出てきますが、地球は6万年ごとに大氷河期に襲われいてます。その時にすべての人類の記録が失われてしまいます。その後の断絶した世代と文字とか記録とかで私たちは交流できるのだろうか。出来ないのではないかと監督は疑問を投げかけています。
(略)
5、日本ではどうなのか。
・・・・・日本原子力研究開発機構が青森県六ヶ所村に核燃料サイクル工場を試験運転中で、最終的にウランとプラトニウムを取り出して再利用する計画です。フィンランドのオンカロの考えとは全く異なります。フィンランドが地下貯蔵のみで再利用しないのは、プラトニウムが核爆弾の原料になるからです。・・・・同じ理由から原子力発電施設の輸出もしません。
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劇場情報ホームページより
http://www.uplink.co.jp/100000/theater.php


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