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吾妻川
************************************************************* どうか相談に乗って下さいとの女性からの相談メールです。 彼女の夫の会社には【就業規則】【有給休暇】がありません。 先日入籍して、新婚旅行に行きたいと、夫が休みを申し入れたら“そんな事言ってるのはお前だけだ”と文句を言われました。一生に一度の新婚旅行。結局休みは頂けましたが数分に渡り嫌味を言われたそうです。 彼女の夫は働いて7年になりますが、会社は堂々と“うちには有給休暇はない!”と言い面接に来た方に有給の事を聞かれ、それだけで面接を落としたりもする最低な会社です。 今回の新婚旅行の件に関しても、7年も働いている訳ですから相当有給休暇はあるはずです。 ワンマン経営なので、社員は何も言えないそうで夫自身も労働基準監督署に訴えたいが万が一バレると思うと勇気がでないそうです。 他にも…残業は全員が終わらないと帰ってはいけないとの決まりがあり、用事がある時や、自分の仕事が終わっても帰して貰えなく、万が一帰る場合は定時が過ぎているのに上司の許可が必要です。 メールの最後は、どうにかこの会社を改善させるいい方法がないでしょうか。真剣に悩んでおります。何卒宜しくお願い致します。で終わります。 ***************************************************************** 自由主義社会。 経営者は労基法を守らなくてもいい自由。社員の新婚旅行すら祝福しなくてもいい自由。労働者の時間も感情も怒りさえ支配できる自由。 「どうにかこの会社を改善させるいい方法がないでしょうか。」
皆さんなら、彼女のこの質問にどう回答なさいますか。 |
有給休暇
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************* Our Union is Our Voice! ************ 有給休暇団塊の世代の父母の皆さんへ。皆さんの息子・娘さんたちが「有給休暇」をとれているか尋ねてみて下さい。実際はほとんど取れていないことに愕然とするはずです。お子さんたちはみなさんの時代よりも劣悪な労働環境にいるのではないでしょうか。 有給休暇は切実な要求です。 労働相談で多いテーマのひとつです。 「病気の時以外は有給休暇は無いよ」 「うちのような小さい会社には有給休暇はない」 「有給休暇を取りすぎる、自分勝手だ」 「こんな理由じゃ取らせない」 「新婚旅行で休みたいのに、うちには有給休暇がないと嫌味を言われる」 「3週間前までに届けること、理由を明確に、最終的には上司が判断、許可されない時もある」 「有給休暇を取得した月は皆勤手当は支給しない」 「契約社員には有給休暇はない」 「週3日しか働いていないパートには有給休暇はない」 「会社には時季変更権があるから断れるのだ」 「そない休みたかったら、休ませてくれる会社にいけ」 これでもかこれでもかと絶え間なく訴えが寄せられます。 過酷な労働でクタクタになった時、社内の人間関係で追い詰められた時・・・・「休みたい」。 ろくな睡眠時間もなく、一日14時間も働かされてうつ病寸前・・・「ねむりたい」。 当然です。 そんな私たちが「休んで」何が悪いのか。 そんな私たちが「休んで」何故いけないのか。 自分の好きな日に休みたい。自由に休める。 それが有給休暇です。 労働者に最低の自由すら与えず「搾り取ろう」とする企業主の本性の濃淡は「有給休暇」への姿勢にも如実に現れます。
だから私たちの新支部の結成時の要求項目の一つに「有給休暇取得を認めよ」はほとんど入ります。 |


