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ザ・シネマ 音源募集

来月から洋画専門チャンネル、ザ・シネマでイーストウッド作品でソフトに吹き替えが収録されていない作品を中心に毎月一本ずつ放送するとのこと!吹き替えファンは注目ですね(^^)

さて今月号の映画秘宝によると名作『戦略大作戦』の吹き替え版に関して

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とのこと。記憶違いでなければ何年か前に午後のロードショーで放送したのが最後でしたがその後行方知れずになったのでしょうか…
音源が揃っていないてのもヘンですが(放送禁止用語の箇所?)何度も放送されているので音源はすぐに集まるでしょう。お持ちの方はぜひ!
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ブライアン・G・ハットン、といえば恐らく多くの映画ファンには全くなじみのない、でも戦争映画好きには大傑作『荒鷲の要塞』『戦略大作戦』を送り出した監督として末永く語られていく存在でしょう。

冒険小説の大御所アリステア・マクリーンが自ら脚本を手がけた『荒鷲の要塞』はしばしば戦争アクション映画と区分されることが多いですが個人的にはむしろ本格スパイ活劇と称したほうが適切かと。英米合同の特殊部隊が古城に捉えられた米軍の将軍を救出すべく敵中に降下するというあまりにもオーソドックスな展開から始まる本作は途中で物語が二転三転。

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作戦の真の目的とは、スミスの正体は、作戦の成否は如何に?と目を離すとお話が分からなくなるほどに緻密な会話場面、逆にセリフを排したアクション場面・雪山のロケ撮影の魅力、ロン・グッドウィンの素晴らしい音楽、珍しく緻密な考証がされたドイツ兵・ドイツ軍装備の魅力。そして主演に二大俳優の共演、ドイツ側の外さないキャスティングも素晴らしく、また女性が2人が作戦関わるものの珍しく違和感を感じずに物語に溶け込んでいるという点では類を見ない映画ではないでしょうか。とにかくシリアススパイ映画すぎず007のようなトンデモ活劇すぎずと映画としてのバランスに長けているのです。同時期のマカロニのようにお色気要因で女性を出したり意味不明な超展開で違和感バリバリなのに比べれば雲泥の差です(笑)。
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さて幼少期から繰り返し見ている本作ですが先日久々にBSジャパンで吹き替え版が放送されました。時々午後のロードショーで放送するものの今回はHD、しかもBSジャパンでも珍しいノートリミングの放送なので驚きました。リチャード・バートン=木村幌、イーストウッド=山田康夫の懐かしの音源ですがどうもこの吹き替え版はしっくりきません。何しろ吹き替えの音源は90分弱、もともと150分の大作でしかも物語の情報量が多いのをカットしたのではあらすじが十分に伝わりません。例えばある人物が早々に殺されますが、そこを丸々カットしているので唐突に無線通信のセリフで殺害が伝えられることになりイマイチすっきりしません。さっきまでいた人が場面が変わったら死んだことになっている(笑)。また何よりもこの吹き替え版がイカンのは本編の見所らしい見所をことごとくカットしているからであります。

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これは本邦公開時のイラストですが、ど真ん中に描かれたイーストウッドの二挺MP40撃ちが前後の爆破シーンごと丸々カット。『ベン・ハー』から戦車競争シーンをカットしたり、『アンタッチャブル』から銃撃戦を切るようなものです、いくらなんでも酷い。またCDのジャケットでもクローズアップされた

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スニークアタック!!!(笑)と混乱の中の敵中突破シーン、そして終盤の橋ごとドイツ軍を吹き飛ばす豪快シーンも丸々カット。辛うじてロープーウェイのアクションシーンだけ生き残っています。会話シーンをヘタに削るとお話が全く分からなくなりかねないので仕方ないかもしれませんが、初めて見る人にはこの90分版は全くオススメできません。明らかにカバンの大きさに合わない数のダイナマイトをポイポイ仕掛けまくる(笑)のが本編の楽しみだというのに!

しかしながら元々吹き替え音源はテレビで前後編で放映されたもので初回放送時にはほぼ全編に渡って吹きかえられていたと想像できます。再放送の度にマスターからチョキチョキはさみを入れられて切られてしまい、現在では短縮版しか残っていないのが古い吹き替え版の現状であり、『荒鷲の要塞』の音源もその犠牲者といえるでしょう。他の映画でも『頭上の敵機』『アラスカ魂』は現在DVDには70分ほどしか収録されていません。

最後に日本語版の名セリフを

座りなさぁぁい大佐(殿)!!!

監督:ブライアン・G・ハットン
出演:リチャード・バートン、クリント・イーストウッド、メアリー・ユーア
音楽:ロン・グッドウィン


先日イギリスへ旅行した際に、現地の書店で"When eagles dare"という第二次大戦を扱った戦争映画を戦線・時期別に解説した本を購入しました。イギリスの学者なのでイギリス映画を少々贔屓してる感があるものの(笑)、非常に読み応えのある本で、メジャーな戦争映画だけでなくマカロニコンバットもしっかり取り上げられているのに好感が持てます(笑)。

さて本に関してはまた別の機会で取り上げるとして、先日このようなサイトを見つけたのです…

Rare Action Cinema
http://www.cultaction.com/

どうやらメジャーではなくかつアメリカ国内でソフト化されていない映画をDVDにして売っているという、著作権的にかなり怪しい部分がある(笑)サイトのようです。アニマルパニック、マカロニウエスタン、SF、刑事アクションなどに紛れてちゃっかり戦争&傭兵映画も取り扱っており、マカロニコンバットが多数並んでいます。

筆者が以前拙誌で「マカロニコマンド」と定義したベトナム戦争ものマカロニアクション映画の多くは「日本語字幕付き」と表記されています。間違いなく日本版のVHSからダビングしたものでしょう(笑)


特に日本で一度もソフト化されておらずテレビでやったかも怪しい「日本兵が敵のマカロニコンバット」が二作品並んでいるのが見逃せません!存在だけは知っていましたが詳細は分からず、イギリスで買った本に詳しい記述があり初めて知った次第であります。その映画を探す過程で見つかったこのサイト、んー欲しいけど色々と大丈夫かなこのサイト(笑)

その他にも
ドイツ戦車軍団撃滅作戦
地獄のノルマンディ(16:9ワイド画面でシネスコ収録!)
北アフリカ戦線ドイツ機甲部隊せん滅すRANGERS ATTACK AT HOUR X
特攻ファイターMT要塞(ワイドシネスコ!)
地獄の勇者たち(ワイドシネスコ、でもわざわざワイドで見る価値は…爆)
など貴重なマカロニコンバット、マカロニコマンド作品が多数ならんでおります。イタリア映画の山の中にさりげなく「太平洋の嵐」「独立愚連隊」「大空のサムライ」があるのも楽しい(笑)、見てて飽きないサイトです。

ちなみに…SFコーナーには「ノストラダムスの大予言」日本公開版含む五枚組なんつー代物もありました…

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2人の囚人兵と1人の新人将校の逃避行とドイツ軍との戦闘を描くマカロニコンバット。後にエンツォGカステラッリ監督が『地獄のバスターズ』を作りますがあれと少々似てます。

しかしこの映画は色々といただけません。

いつも悪役独軍将校のクラウスキンスキーが何とアメリカ兵を演じてます。見事な程、全く似合っておりません(笑)。しかし色キチガイな性格はキンスキー本人と被るなぁw

何だかんだで撃ち殺すこともせず囚人兵と行動を共にする主人公を演じたのはジョージ・ヒルトン。『デボラの甘い肉体』のチャラい画家役で後半の印象をさらったり、『真昼の用心棒』でフランコ・ネロの弟役で活躍したりと典型的なラテンの優男系列の風貌ながら印象に残る名優です。

もう一人の囚人兵はレイ・サンダース。アメリカ人ですがこの時期のイタリア映画にちょくちょく出ており、『怒りの用心棒』の濡れ衣で殺される黒人役や『狼の挽歌』の囚人役と個性的な作品で毎回牢屋に入っております(笑)。本作でも囚人兵ながら、後半は町の子供を守るため奮闘したりといい役回り。

マカロニコンバットといえばバリバリ撃ちまくりの戦闘シーンですが実にショボい。戦車三両(ヘンテコな改造戦車とお馴染みのM47)も交えた戦いが終盤繰り広げられ、最後に援軍が駆けつけ激戦が展開か?という土壇場で途端にカメラが空に向き(!)戦闘シーンが終わってしまいます。これはヒドイ(涙)。

音楽は名匠リズオルトラーニですがミリタリー調の曲をドラムでやってしまい何か気が抜けたテーマ曲…ですがさすが巨匠、妙に印象に残ります。

ちなみに公開時のポスターには「ドイツ戦車隊の猛攻に散ったアメリカ侵攻部隊の栄光の記録!」とか書いてますが主人公サイド三人では誇大広告もいいとこ、もはや詐欺です(笑)

悪口ばかりですが実は結構気に入ってる映画だったりします(笑)

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アメリカでも正式にはソフト化されていない模様でイギリスで何故かDVD化された戦争ドラマ。イタリア戦線を部隊に平凡な兵士が2人の全くタイプの違う兵隊と出会い、小さなドラマを繰り広げ、偵察に向かうが・・といった非常に小ぶりなお話でスケールも『コンバット!』レベル。戦闘も終盤を除けば皆無でひたすら基地と町でギャンブルしたり女と交流する場面が続き、肝心のテーマは恐らく「戦場における人間性とは?」だったのでしょうが一貫性に欠けていたのが残念。しかし演技は見ごたえがあり、戦争映画では珍しく57年度アカデミー賞で最優秀脚本賞と助演男優賞にノミネートされております。

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①Wendell Corey:平凡な招集兵で本作の主人公。恐怖から戦闘で敵を撃つことができない。その為に偵察で危機に陥ったところを神父に助けられる。

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②ミッキー・ルーニー:とりつかれたようにギャンブルに没頭する兵士。戦争が終わったら国で店を開く夢を事あるごとに主人公に語る。

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③ドン・テイラー:神父の兵隊。①②の上官で未婚。キリスト教に従い、非常に頭が固い。現地のイタリア女に惚れられるが頑なにスキンシップを拒みやがて悲劇的な結末に

特にミッキー・ルーニー演じるDooleyの早口でまくし立てるウルサイ&生き生きした演技は素晴らしく、本作でアカデミー助演男優賞にノミネートされているのも納得。今月6日に93歳で大往生を遂げましたが、『ティファニーで朝食を』のヘンな日本人ユニヨシのみならず、戦前から天才子役としてハリウッドで大活躍した伝説の俳優でした。以前に取り上げた日本ロケの『トコリの橋』でも喧嘩っ早いヤンキー役で出ていましたね。

ドンテイラー扮する神父のややこしさ、小物さも楽しくそれを一定の距離から見つつ、最後にタイトルにある勇気(Brave)を発揮する主人公のカタルシスを盛り上げます。

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最後の戦闘では小屋を巡るドイツ兵との小競り合いの後、M41ウォーカーブルドック扮するドイツ戦車と特に対戦車兵器を持たない生身の兵隊との一騎打ちが展開。銃とグレネードランチャーで引き付け、手榴弾、発煙弾、岩をも用いた対戦車戦がカメラの視点や効果音に工夫が凝らされて描かれており本作の白眉と言えます。

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冒頭とラストに戦車と兵隊がそれなりに出てきますが、活躍しません(涙)。
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因みにRKO映画である本作は公開当初スタンダードサイズを上下を切ってシネスコ化した「SuperScope」で上映され(RKOが主に用いたが画質が悪く直ぐに廃れた)、現在発売されているDVDはスタンダード収録。これが撮影時の4:3なのか、上映版をさらに左右を切った4:3なのかはイマイチよくわかりませんが、画質は結構良好。マイナーな作品ながら56年に日本でも劇場公開されたようです。

http://www.amazon.co.uk/The-Bold-And-Brave-DVD/dp/B0039LAQ6U/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1397312797&sr=8-1&keywords=the+bold+and+the+brave







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