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こちらは、下北沢の駅前劇場で昨日観てきた劇団しゅうくりー夢の作品 『「Fater Christmas, Don't Cry」〜2008 下北Ver.〜』です。昨年は予定が会わず、この劇団の作品 を観ることが出来ませんでしたが、出会ってから10年経つ大好きな劇団の一つです。 この作品は2002年に初演、2005年は2公演だけ再演、それぞれ私は観に行っていて、私も大好きな演目で すが、今回下北で最後の公演を迎えるというので(何故か?は置いておいて)、今回も観に行かないワ ケには行かない!ということで、行ってきました。 お父ちゃん 久しぶりだね 桃子はね お父ちゃんに逢うために来たんだよ この真夏にクリスマス?!と思われるかもしれませんが、実はこの作品はクリスマスの時期は当然として も、夏にやっても大丈夫な作品なんです。公式のストーリーは無いので、以下のようにあらすじを書い てみました。 桃子のもとにある日、ジョーという男が尋ねてきます。彼は自分を“天使”だと言い、「あなたの
願いをかなえます」とも言います。何故なら、桃子の余命はあと僅か、今まで慎ましい生活を送っ てきた桃子の願いを適えるために派遣されて来たらしいのです。事実、ジョーは他人には見えてい ないようです。 そこで桃子は願いをかなえてもらうために、自分が子供だった頃、お父ちゃんが亡くなるあの夏に 時間を越えて行くことになります… しゅうくりー夢 ファンタジー路線の十八番とも言える作品です。そして、お父ちゃんの亡くなる運命 は変えられないということ、もし変えたとしたら、他の誰かが代わりに死ななければならない…。こん な縛りがあるのもしゅうくりー夢的です。ですので、お父ちゃんの死を桃子はどう迎えるか?がミソに なってくるワケですね。でも、この劇団には作中に例え人の死があっても“後ろ向き”というコトはあ りえませんので、ご安心になさってください。 そして皆さんお喜びください!この作品は8/4までやっています(^^;その日の14時の回は“千秋楽スペ
シャルバージョン”ということで、文字通りスペシャルな公演になると思いますので、お時間、ご都合 の合う方は是非ご覧になってみてください。また、来年2月に恵比寿のエコー劇場で上演される次回作 『大正探偵怪奇譚〜第四夜〜(仮)』の予告編もやってくれます。あんなのを観せられたら観に行かな いワケにないきません!劇場で前売りを買ってしまいました(^^)これからご覧になる方はご注意を! |
観劇
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私が観た作品や気になった作品に関する記事です。
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皆さまお久しぶりです。7月の人事異動で異動こそしていませんが、出て行ってしまった方の仕事を引 き継ぐことになり、同じ職場に居ながら6月までは外に出て行く仕事が、内での仕事が中心と、まった くやる仕事が変わってしまいました。と、言い訳めいたことを書きつつ、久々の更新をさせていただき ます(^^) ストーリーは 1974年。世間は「安保安保っ!」と騒いでいた。 闘争のテーマは沖縄返還とベトナム戦争反対だった。 北海道の片田舎の教職員寮のテレビからもそのニュースは流れている。 一人の先生が言った。 「いやいや、うちの生徒、コイツらの真似して困ってんだわ。 なんか言うと『ナンセンス』って言うんだわーハハ」 「ウチもウチも」と他の先生たちは笑いあった。 「平和」という言葉が似合うこの町に恐怖が訪れたのは、この直後だった…。 1970年というと、私が生まれる4年前のことです。安保闘争や全共闘等、イロイロなメディアで題材に されることがあるのですが、正直に言うと私にとっては“日本の歴史の一項目”くらいの認識しかあり ません。ストライクな世代とすると、私の親の下くらいの世代でしょうか?ですので、私の耳、頭に入 ってくる情報は各種メディアからの情報だけなので、そういうふうに感じてしまうのかも知れません。 とは言え、この作品がそれだけなのか?というとそうではなく、それを現代社会に置き換えれば様々な メッセージが含まれていることに気が付きます。例えば、登場人物の岩清水(菊池さん)は、過激な学 生運動に参加した過去を持ち、その闘争の中で恋人を失ってしまい、今では過去を捨て去ったかのよう に、教師として教壇に立っています。そんな彼が作品後半、ある人物の暴力を受け止めて、言った言葉。 「人を傷つけて何か変わったかい?……(実際もっと続きます)」現代社会における“力に対して更に 大きな力で対するやり方”に大きな疑問を投げかける言葉ですよね。 さて、この作品はこの文章を書いている8/3の18時の回で千秋楽を迎えます。ゴメンなさい。また紹介
するのが遅くなってしまいました。でも“あんぽんたん組合”はまだまだ良い作品を世に放ってくれる と思いますので、今後注目してみてください。 |
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あらすじは 時は桃山の世。豊臣秀吉の寝所に忍び込んだ石川五右衛門(古田新太)は、岩倉左門字(江口洋介) ら役人の手でお縄になり、三条川原で釜茹での刑に処されることになった。その五右衛門の葬式を 仕切っていたのが謎の美女、真砂のお竜(松雪泰子)。そこを訪れた左門字は五右衛門の死を信じ ていない様子だったが、棺桶に入った黒焦げの死体を見ると帰っていく。しかし実は、その棺桶に 死体と一緒に納まっていたのは、五右衛門!お竜や手下たちが釜に仕掛けをしておいたおかげで、 生き延びていたのだ。 そこに現れる、うさんくさい南蛮人ペドロ・モッカ(川平慈英)たち。このイスパニアの貿易商が 五右衛門救出作戦の出資者で、お竜と組み、ある宝玉を盗み出してくれる人材を探しているという。 その宝とは南の果てにあるタタラ島に眠るといわれる神秘の石“月生石(げっしょうせき)”だ。 タタラ島を目指して船出する五右衛門一味。さらに、五右衛門生還を知った左門字も船で追ってく る。だが、この二艘の船を猛烈な暴風雨が襲い、一同は海に投げ出されてしまう。 なんとか南の島に流れ着いた五右衛門と左門字は、生き永らえた…と思った途端に原住民に襲われ る。そして捕らえられた二人の前に現れた人物こそ、タタラ島国王のクガイ(北大路欣也)だった! 絶体絶命のピンチに陥った五右衛門と左門字だが、そこに砲撃が。クガイを憎む、バラバ国のカル マ王子(森山未來)、ボノー将軍(橋本じゅん)と妻・シュザク夫人(濱田マリ)が攻め込んでき たのだ。 “月生石”の持つ力とは…?クガイとはどういう因縁を持つ男なのか…??果たして、五右衛門の 運命やいかに!! いや〜なんだか久々の新感線の新感線らしい作品でした。ワクワクドキドキさせてくれる冒険時代劇! こういうテイストの作品をこの規模で大真面目にやってくれる劇団なんて新感線しかありませんよね(^^) 今回、主役に古田さんを据えてはいますが、話しの中心は“月生石”を廻る人物模様で、巻き込まれ型 の主人公です。そして、この作品を何かに例えて表現するには“新感線版ルパン三世”…、でも毎週放 送のTV版ではなく、もっとスペシャルな“映画 新感線版ルパン三世”といった雰囲気です(^^) 新感線作品といえば、キャラ立ちの良さです。主役の古田さんは言うまでもなく、面白いトコロ、決め るトコロを持って行きますし、松雪さんは妖艶で何か企んでそうで、未來くんはカッコ良く舞い、江口 さんは真っ直ぐで、川平さんは胡散臭く、濱田さんはちっちゃな橋本さんを良く御し、高田さんはしな やかに、粟根さんはメガネで、北大路さんは威厳に満ちて…等々書ききれないです。 そして忘れてはいけないのがRでお馴染み、生演奏です。芝居というよりはロックのライブといったカン
ジで、座ってじっとして観ているのは無理というモノです!手拍子は当たり前、特にラストの『五右衛 門ロック』はノリにノッてみましょう!ライブではノッた者勝ちです。恥ずかしいなんて思っていたら 損しますよ!ガンガンノッていきましょう!!! |
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ストーリーは 〜雨の音で、彼女の時間は停止する〜 男が惹かれた女は耳を放棄していた。 身を痛め付けるすべての悲しい音を遮断するため。 汚されるくらいなら、いっそなにもかもから耳を塞ごう。 たった一人の、聴きたい声をなくしても。 平静を崩して耳を失い、耳を失って平均を崩す。 女は少女を夢にみる。 少女は犬を従え盗まれた耳を探していた。 身を奮い立たす世界でひとつの優しい音を救い出すため。 三半規管と内耳の螺旋で、擦れ違う時間と空間。 聴覚と「みみ」に翻弄される人々の、夏のはじまり。 ほんとうは、ききたいんです。 この作品は主人公の草居雲子(佐々木なふみさん)の現実と精神世界を行き来する物語です。こういう 構造は、見慣れた方にとってはどうという程でもないのですが、見慣れない方にとっては少々混乱して しまうかもしれません。でも、それも観ているうちにナンとかなるでしょう。この世界観、テーマに魅 せられることうけあいです。 この作品の主人公 草居雲子(くさいくもこ)は小さい頃から、周りから「クサイウンコ」と虐められ、 自分の名前が嫌いなんです。個人的なコトを言えば、私も個性的な名前なので、小さい頃はバカにされ ました。イロイロな方から「良い名前だね」とも言われますが、そんな自分の名前を好きになって来た のはつい最近――好きになるまでに実に30年以上かかりました――です。 そんな 自分の名前にイチモツある人間 から観ると、雲子のコトを他人事として観ることが出来ませんで したし、必要以上に感情移入してしまいました。 多少荒削りな部分はありますが、とても良い作品だと思います。1回観てジワジワときて、2回観てググ っとくるモノがあると思います。是非2回以上の観劇をお勧めします。17日まで公演中ですので、お近 くのかたはどうぞ! この作品を観て、私はエスカルゴを食べたことはありませんが、多分もう食べられません(^^;
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もう先週の話になってしまいますが、柿喰う客の『俺を縛れ!』に続いて、王子小劇場で行われている 『佐藤佐吉演劇祭2008』の参加作品、smartballの『kiss me deadly』を観て来ました。 大きいお父さん、小さいお父さんと死別してしまった血の繋がっていない3姉妹(?)のお話しです。長 女の尚(遠藤留奈さん)は悪徳警官とつるんで薬や拳銃をさばいているようです。次女の舞(石井 舞さ ん)はOLで、会社は休みがちのようで、趣味でバンドをやっています。三女の淳(深谷由梨香さん)は 売春と万引きとで、それぞれアウト・ローな生活を送っています。 そんな彼女達(?)の行く末に明るい未来など無く、ある裏切りによって、尚の拳銃の取引が失敗に終 わり、父親のお通夜の日に暴力団と中国マフィアから狙われる身になってしまいます。 作風が違えば、そこから3姉妹(?)の奇跡の逆転劇が始まって、暴力団と中国マフィアを出し抜いて外 国で3姉妹(?)揃って楽しく暮らしましたとさ…と終わるのですが、この作品はそんな甘い妄想も許さ ない“現実的”な最後が待っています。 でも、私がこの作品に惹かれたのは、そんな絶望的な状況でも3姉妹(?)はお互いを見捨てずに、笑顔 で思い出の砂浜に駆け出します。待っているのは絶望のみですが、その絶望に打ちひしがれるのではな く、笑って受け入れられる彼女達が愛おしく、切ないです。パンフレットやこの作品の紹介にある上の 画像を見るとキュンとなります。 書いていて、今日がこの作品の楽日と気付きました(^^;もっと早く書くべきでした。スミマセンm(_ _)m
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