■長く冷たい秋■
彼女の消息をこんなかたちで知ることになろうとは…。タクシー運転手のクーパーは、ふと目にした新聞記事に愕然とした。大学時代に思いを寄せた女性ヴィヴィアンが、ビルから飛び降りて死んだのだ。殺人にちがいないと言う息子の訴えにもかかわらず、警察は自殺と断定した。クーパーは少年とともに真相を探り始めるが、やがて意外な事実が。かなわなかった恋にいまも身を焦がす男の心情を切々と描きだすハードボイルド。
お気に入りの作家(海外編9)
けっこうマイナー? … サム・リーブス
書店でハヤカワミステリーのコーナーを物色していた時 題名に惹かれつい手に取った
初めての作家の本を読むきっかけになるのは やはり題名が一番である
映画の場合は原題のほうがぴんとくることが多いが 本の場合は邦題に惹かれることのほうが多い
映画の邦題は何故かクサイ感じがしてならない…センスの問題なのか はたまた感性の相性が合わないのか
その映画を十二分に吟味し制作者の意図を理解しセールスプロモーションの中でキャッチーな題名に絞り込んでいく…そうした姿勢にやや欠けるような安直な邦題が多いような気がしてならない
それはともかく サム・リーブスの作品は今のところ4冊しかなく 原書をサーチしても同じだったので
新作の予定もなく これっきりなのかなという感じである
前にJ.クラムリーのところで書いたかもしれないが こういう寡作の人は困る
数ある作家の中で自分の感性にヒットする作家はそう多い訳ではなく やっと見つけた相手に執着する傾向のある私にとっては 出会えた歓びもさることながら 読むものが無くなってしまう失望感も大きい
邦訳されてないだけなら原書を読むか 邦訳されるまで待つという手もあるが…困ったものだ
主人公がタクシー運転手というところは 土曜ワイドの『タクシー運転手夜明日出夫の推理日誌』と同じであるが まったく関係ないみたいだ
最近のTVのサスペンス物 主人公の名前があまりにもクサイ!!『夜明日出夫』ってどうよ?という感じである プロットもあまりにも安直なワンパターン…つい見てしまうが(-_-)
■Sam Reaves■
アメリカのwebで調べても あまり詳しいことは紹介されておらず、分かったのは以下のことくらいである。
1954年インディアナ州生まれ。
これまでの大半をシカゴで過ごしている。彼はまたヨーロッパ、南アメリカ、中東と広く居を変えたり旅をしたりしている。教師及び翻訳家として生計をたてている。シカゴをベースとした小説を出版し、現在は妻、息子、娘と共にイリノイ州エバンストン在住。
■MY LIBRARY■
| 長く冷たい秋 | 雨のやまない夜 |
| 春までの長い闇 | 過ぎゆく夏の別れ |
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何だかとっても興味を持ちました。読まなくっちゃ…。
2006/4/24(月) 午後 1:53
宗恵さん、ぜひどうぞ。出来れば『長く冷たい秋』から順に読むことをお奨めします。
2006/4/24(月) 午後 5:05
私も大好き。私も探しました。何年も。何度も読み返して待ちくたびれています。4冊とはあんまりです。それでも本屋さんに行くと知らず知らず探します。
2011/2/7(月) 午後 1:41 [ wcocobaba ]