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サヤ取りのお話

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 こりゃまた本日もきのうにひき続いて国内商品先物市場は全面的に大安売りの状況でした。加えて株安ってことなんでしょうか。今日は4円ばかり下げているゴムをアウトライト(単発)で売りたい気持ちに変わりはないのですが、なんとかいったん290円に戻してからという前提にも変わりはありません。仕方がないのでサヤ取りのお勉強を続けます。

 昨日、サヤ取りはなんらかの関係がある商品の売りと買いをいっせのせで仕掛けると書きました。さてこの場合の『関係』とはなにかが問題になるんですね、実は。
● ナゴヤガソリンと東京ガソリン→関係あり
● ナゴヤ鶏卵7月限とナゴヤ鶏卵1月限→関係あり
● 東京原油と東京ガソリン→関係あり
● ナゴヤゴムとナゴヤゴム指数→関係あり
● ナゴヤゴムと東京金→関係なし
● 東京金と東京大豆→関係なし
● 東京大豆と東京とうもろこし→関係あり
こんなカンジですかね。
 では、なにをして関係のあるなしを判断しているでしょうか?
 答えは価格の相関カンケーなんですね。つまり、かたっぽが下がればもう一方も下がる。もちろんかたっぽが下がればかたっぽは上がるでもいいんですよ。しかしなんとなくそういうカンケーにあるみたいな、ヤワなカンケーじゃだめなんですよ。もっと科学的なきっちりしたカンケーが必要です。ちゃんと籍に入れてよ、とかそんなですね。

 で、その代表的な関係がゴム指数とゴム(RSS3号)ですよ。あ、いっときますけど、「ゴムとゴム指数なら関係があるに決まってるじゃん」とかそんなのダメですよ。それって感覚的な問題で、まったく科学的根拠というか統計的根拠ないもの。ところがゴム指数とゴムについては、中部大阪取のキトクな職員さんがその関係を調べてくれていますね。しかも1996年までさかのぼって。(ちなみにナゴヤのゴム指数は「世界5カ国6市場の8銘柄のゴム価格を円換算して平均した」(サヤ取りパンフより。これ舌かむだろ)数値で、「1992年の年間平均価格を100として毎営業日の午後4時に発表している」(同)んですわ)
 そしてここのところがそのキトクな職員さんに感謝しなければいけないわけですが、素晴らしいことに、ゴム指数とゴムの関係は、「長い目で見ると1対1.1の水準を巡って動いている」というわけですよ。すごくね?粘着気質の職員さんてば。
 つーことはナニか。相場だからゴム指数とゴム価格は日々変化するわけですよ。けれども2者の価格関係が1:1.1を離れても、われわれは2人が結局は元のサヤにおさまることを統計的に知っているっつ〜コトなんすわ。

結論:ぼくたち、わたしたちは、日々ゴム対ゴム指数の価格差をチェックしていると、いつかイイコトに恵まれるようだ。

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 本日はこれまた前日比1円近いドル安円高ということで、国内商品市場は大方下げ相場へと向かう展開になりました。
 そうした中で頑張ってくれているのがゴムでして、本日で4連騰かな(?)の上伸です。その価格はいずれも先限で、東京ゴム267.4円、ナゴヤ(中部大阪)ゴムRSS3号267.2円、同天然ゴム指数240.4円となっています。
 え〜、実はなんでこの3つの相場を書いたかというと、理由があるんですね。というのは、昨日、宣言した通り、今後本欄では「ゴムのサヤ取り」のお勉強をしていくことに(勝手に)したわけですが、その際、取引の対象となるのがこの3つのゴム相場だったりするからです。

●サヤ取りのイイところ
 そもそも本欄が「サヤ取り」の解説を始めることになったきっかけは、ヤン坊・マン坊さんのご推挙があったからですが、もちろんそれだけではなく、本欄自体がイイと思っているからです。加えて、知識としてサヤ取りの良さは知っていながら、いままでやったことがないという事実もあります。んだから、もう一度新たなキモチでお勉強をし直しつつ、実際にやってみようじゃないの、とそんなことになったとそんなわけです。
 で、そのイイところなわけです。最大のイイところは「一般的に先物取引のくせしてリスクが少ない」というところです。初めて聞いたヒトは、そんなうまい話あるのかよと疑ったりしませんか? ところがあるんですね。
 極端なハナシをしましょう。取引員さんに「ナゴヤのRSS3号、後場3節で新規買い成り行き1枚」と「同じく新規売り成り行き1枚」と注文したとしましょうか。実はコレ、海外では約定できません。なんでかっていうと同じ商品・同じ場節の買いと売りが相殺しあって注文が成り立たないと見なされるからです(実験済み)。
 ところが日本では約定できます。ただしどんな値動きをしても片方の利益が他方の損失を相殺するため、儲かりも損もしないことになります。言ってみれば手数料だけソンになる勘定です。専門用語では『両建て』といいますね。これ以上、追証を払いたくないなんて時に、緊急避難的に使われる禁じ手ギリギリのワザですが、相場の方向性を見定めた上で、片方だけ決済するという高度なテクニックとして珍重されています。フツーはとるべき先方ではありません。
 サヤ取りは売りと買いをいっせのせで約定するという点で、両建てに似ています。ただし、『ナゴヤRSS3号の期近買い+期先売り』(カレンダースプレッドなんて言います)や『ナゴヤRSS3号の07年8月限買い+東京RSS3号の07年8月限売り』(インターコモディティー・スプレッド)のように、同一商品・異限月、同一商品・同一限月・異市場の組合せを作るんですね。
 これはまだ先のハナシになりますが、『原油とガソリン』『大豆と大豆ミール』(クラッシュ・スプレッド)のように原料と製品、または『大豆ととうもろこし』(インターコモディティ・スプレッド)のように関連商品のサヤ取りなんてのもありますんで、結構、おもしろいす。(続く)

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ゴムのサヤ取り?

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 週明けの国内商品先物市場は、先週末の海外市場安にもかかわらず、石油以外はおおむね上昇して1日の取引を終えています。しかもガソリンと灯油は1000円を上回る下落。東京市場はあっという間に6万円の大台を割り込み、中部大阪商品は先週末の6万円リーチを軽くけ飛ばされてしまいましたというカンジです。
 先週末に比べて1円を超える円安になったことがメタルを押し上げたのでしょうが、なんで石油よ?というのはありますね。ちなみに本日、中部大阪ガソリンの期先2本と灯油の期先1本はストップ安です。ということは、明日もS安で引けたら…。わかってますね。勝率8割を稼ぐために勝負ですよ。

 てのとはまったくカンケーなく、本日から、突然ですがゴムのサヤ取りについてお勉強をしてみようと、そういう企画が始まりました。というか、始めます。
 え、これっていうのはヤン坊・マン坊さんが先週、教えてくれたことに密接にリンクしているわけです。ポイントは「リスクの少ない先物取引」ってことになります。ヤン坊・マン坊さんの示唆を受けて取引員さんに電話したところ、早速パンフを送ってきてくれた次第です。で、このパンフが良くできている。とてもわかりやすいですね。色づかいもきれいだし。だから、このブログをご覧のみなさんにも紹介したいなと。

 で、まずサヤ取りってなによというところからはじめます。
 サヤ取りとは、英語で「Spread」といいますね。あるいは「Arb」です。前者のスプレッドはコンパスが足を広げたイメージ。後者はArb(itrage)の略で、辞書的には「サヤ取り」ですが、それだけで意味を説明することにはなりません。
 さてSpread「取引」の場合ですが、足を広げたといっても、その足が2本である必然性はまったくなかったりします。実はSpreadはオプション取引でとっても重要な役割を果たす戦略のひとつです。んで、その際は、自分の相場観の強弱に基づいてSpreadの足の本数を3本にも4本にも組むことが可能だと、そんなハナシがあります。とはいっても、ここでお勉強するのは「ゴムのスプレッド(サヤ取り)」のキホンですから、足は2本に限定しておきましょう。
 なお、3年くらい前でしたか、米国の「美人トレーダー」さんが先物取引の解説本を出してヒットしました。タイトルは「Leg the Spread」で、オンナのヒトが足を組んでいる写真が飾られています。相場にカンケーない多くのヒトはSpreadをパンにぬるスプレッド(あるんすよ、いろんな味のが)と勘違いして買ったたかも知れません(んなわきゃない)。
 翻訳しにくいのですが、キモチとしては「足を広げて」というカンジですよね。高校生なんかはお母さんに見つかったらマズイから家に持って帰れないわけです。あるいはなにかのきっかけでお母さんが見つけたその本を開くと…。先物取引の解説本だったりするというね。さらにマズかったりする?
 そんなハナシを明日からはじめます。ついでにチャンスがきたらこれまで通り取引を実践しますので、どうぞおつき合い下さい。

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