Alone in Syria... 〜青年海外協力隊の活動記〜

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停戦とヒズボラ人気

ようやく、レバノンでの戦争に収拾がつきそうだ。



11日に採択された国連の決議案を、イスラエル・レバノン両国が承認した。
14日の朝8時(日本時間14時)に戦闘が停止されるとのこと。

まずはこの停戦が守られること、
そして、速やかに復興支援が行われることを願ってやまない。
一刻も早く、レバノンの人たちが自国で平和に暮らせるようになってほしい。



さて、12日にはイスラム武装組織のヒズボラも停戦を表明したが、
この停戦表明はテレビ放送で大々的に放送されていた。

ボクもたまたまカフェで見ていたけど、
いつもはボケーッとしてるシリア人たちが
タダならぬ様子でテレビを見入っていたのが印象的だった。

http://www.geocities.jp/al_quneitra/IMG_5978-s.JPG
↑停戦表明のテレビ放送(アル・ジャジーラ)


ところでこのオッサン、誰だかご存知だろうか?

彼こそがいま最もホットな男、ヒズボラの指導者ナスララ氏だ。

とにかく今はアラブ世界で絶大な人気を誇っていて、
ナスララ氏の顔写真やヒズボラの旗は至る所で見かけられる。
強大な軍事力を持つイスラエルと勇敢に戦う彼を
「アラブのニューHERO」と、人々は呼び始めている。




昨日、友人と一緒にヒズボラグッズを扱う出店を見ていたら、
なんと店主がタダでヒズボラの旗を渡してくれた。


http://www.geocities.jp/al_quneitra/IMG_1227-s.JPG
↑ナスララ氏一色の出店


「どうしてタダでくれるんだ?」と聞くと、
「ヒズボラはサイコーだから」とのこと。

論理は意味不明だが、この「ヒズボラはサイコー」というのは、
どうやらアラブ世界の大半を占める世論になっているようだ。
(新米的な一部の国では違うみたいだけど…)


このことは、今回の戦争がいかに無意味だったかを物語っている。
ヒズボラへの熱烈な支援は、イスラエル・アメリカへの憎しみの裏返しに他ならない。
「中東の民主化」を掲げるアメリカは、またここで泥沼にハマった。


また一歩、中東は和平から遠ざかったと言わざるをえない。




アラブ世界とイスラエルに平和が訪れる日は来るのか…
なんだか、考えれば考えるほど、暗く悲しい気分になってくる。

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Daichi Konuma
Daichi Konuma
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