|
さて、今は少し生活のリズムがゆっくりになった。 思えばこの2ヶ月、マジで駆け抜けてきた感がある。 小学校にエコクラブを立ち上げて、毎週の授業を運営してきた。 ヤル気はあるけど実務はしてくれないシリア人の同僚たち。 彼らと毎日やり合ったりしながらの、大変な授業作りだった。 まさに毎週がシリア人との闘いだったなぁ… そんなボク対シリア人との2ヶ月間戦争も、 小学校の学期末試験と夏休みで中断となった。 で、今回はその最後の授業のときの話。 授業の終わりかけ、ボクは今日が最後の授業だと伝えた。 「エーーーーッ!!」 いやらしい話、そんな感じのリアクションを、ボクは心のどこかで期待してた。 いや、むしろ思いっきり期待してたし、予想もしていた。 ところがどっこい、なぜか生徒はノーリアクション。 「エーーーーーッ!!」 そのリアクションをしたのは、逆にボクの方だった。 でも、なんで今まであんなに授業を楽しんでくれた生徒たちが ここまでドライなリアクションをするのか、ボクには理解できなかった。 「でもまぁ、意外とそんなもんなのかな。」 そんな風に思い直して諦めかけたその瞬間、すごいことが起きた。 生徒の何人かが、突然泣きだした。 他の生徒も、よく見ると顔が完全に凍りついてる。 いつもウザいくらい陽気な子供たちが、 リアクション取れないくらいの悲しみに沈んでいた。 同僚たちも担任の先生も、この異常事態に驚いてるみたいだった。 かく言うボクは、何だか事態が飲み込めずにいた。 この言葉で何とか落ち着きを取り戻した子供たち。 クラスにも一気にいつもの陽気さが戻った。 で、別れの瞬間には、もう動物園状態。 「またすぐ会おうね!!」 「夏休みは妹も連れてくるから!!」 「元気でねー!!」 「ダイチー!!」 「ダイチー!!」 正直、夏休みの学校訪問は負担があまりに大きいし、実現可能性も低い。 けど、ボクの名前を大声で叫び続ける子供たちを背に 必死に涙をこらえながら(ちょっと泣いたけどさ…) 「オッシャ、絶対戻ってきたる!!」 と、ボクは決意してしまったのでした。 いやはや、こりゃ夏休みも大変なことになりそうな予感… これは例のガキ大将が最後にくれたプレゼント。 何でもお母ちゃんと一緒に作ったのだとか。 このブサイクだけどカワイイ感じが、シリアの子供たちを彷彿させる。 ヤツとの再会の約束の証であり、ボクの一生の宝物です。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2006年05月23日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]







