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協力隊員の活動ってのは、一筋縄じゃいかない。 山あり谷あり。まさにその通りだと思う。 でも、今日は本当にどん底だった。 これまでのシリアでの生活で、最も悔しい日だったかも知れない。 前にも書いたけど、ボクは小学校でエコクラブ活動をやってる。 今は夏休みになったけど、1学期の活動が好評だったってことで、 同僚と相談して夏休み中も活動を続けようって決めた。 でも、夏休みに学校に来るなんて、シリアでは基本的にありえないことらしい。 できる限りの告知はしたけど、正直子供たちが来るかは分からなかった。 「何とかなる。奴らはきっと来てくれる。」 と、とりあえずは根拠のない自信で自分を安心させた。 そして今日、いよいよ夏休みエコクラブの初日を迎えた。 朝早く、ボクは少し緊張してオフィスに向かった。 最後の準備をして、いよいよ出発。 同僚に「そろそろ行こうか」と声をかける。 で、返ってきた返事がこれ。 「ボスに許可をもらい忘れたし、忙しいから行かない」 「それに、子供たちだってどうせ来ないわ」 久々に激怒した。 今まで必死に努力したのは何のためだったの? あれだけ一緒に計画練ったじゃん?なんで?? みんなでやってきたプロジェクトなんだから、 力を合わせて一緒にやろうよ!! でも、同僚は言った。 「これはあなたのプロジェクトでしょ。私たちは関係ないわ」 ボクは一人で学校に行った。 そこには、20人以上の子供たちが集まってた。 目標の倍以上だった。 兄弟や、他の学校の友達を連れてきてくれた子もいた。 嬉しかった。すげー嬉しかった。 でも、ボクは準備していた授業をすることができなかった。 これまで一緒にいた同僚が、今日はいなかったから。 「ゴメンね」 とにかく子供たちに謝って、ボクは仕方なく ジャンケンとあっちむいてホイを教えることにした。 ジャンケンしてたら、何か虚しくなってきて、涙が出てきた。 23歳のアジア人が、泣きながらシリア人の子供とジャンケン。 あーあ、何やってんだろ・・・ やっぱ協力隊って大変だね(笑) |
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