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さて、今日は珍しくシリアのニュースについて。 シリアのお隣の国レバノンで暗殺事件があったのを知ってる人はいるだろうか? 多分知ってる人は少ないと思う。てことでまずはその概要から。 今年の2月、実はレバノンのハリリ元首相の暗殺事件があった。 ハリリ元首相が反シリア的な立場を取っていたことなどから、 当然のように事件にはシリアの関与が疑われた(もちろんシリア側は否定)。 これを受け国連は、真相解明のための調査団を派遣したのだった。 (満州事変のときのリットン調査団みたいなもんです) これに対しシリアは「報告書は大ウソ」との声明を発表。 が、米国は早くも「報告書の結果は残念なものだ」との懸念を表明し、 25日には国連安保理が報告書に基づいた声明を発表するとのこと。 というわけで、シリアは今度急速に国際的な孤立の様相を強めていくようである…。 (詳しいことはここを参照→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051021-00000114-kyodo-int) さて、このように国際的に孤立していくシリアの人々がどんな様子かというと、 いたってノホホンとした雰囲気を保っているというのが僕の率直な感想だ。 この問題についてまだそこまで詳しくは話していないが、 友人たちは「なるようになるだろ」って感じで考えているような感じを受ける。 うーん、そんなもんなんだろうか・・・ 我々協力隊員たちもJICA事務所から注意を呼びかけられるなど、 シリア国内の外国人たちは現在少し緊張しているという状況だ。 個人的にも、治安状況などには十分気を付けて行動していきたいと思っている。 今はただ、シリア・レバノン両国の関係悪化やシリアの国際的孤立が 最小限に留まることをひたすら祈るのみって感じ。 あ、でももう一回確認しておくと、 報告書の提出を受けても基本的に治安は悪化してないし、 現在はいたって安全な状況が続きそうな見通しです。 今回はこんなニュースもあるってのを紹介したかっただけです。
僕もこれまで通り元気に活動しているんで、 どうか心配しないでくださいね!! |
中東情勢
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ここのところ世界のあちらこちらでテロが相次いでいる。 ロンドンのテロは日本でも大々的に報じられたはずだが、 80人を超える死者を出したエジプトのテロを始め、 もはや注目を浴びることすら少ないほど多発するイラクでのテロなど、 世界のあちらこちらで多くの人が犠牲になっている。 さて、シリアの人は一体こうした事件をどう捉えているのだろうか。 僕のカウンターパート(一緒に仕事をする人)であるアリに聞いてみた。 彼は毎日欠かさず新聞を読むかなりの知識人で、かなり進歩的な考えを持っている。 そんな彼の答えは、 じゃあ残りの2割のシリア人はどう考えているのか。 僕が最近結構仲良くしているアブ・コタイバはこう答えた。 (昔ボディービルダーをやってたという陽気なおっさん) 彼は性格的に激しい言葉を使いたがるので、上の言葉はちょっと過激すぎるかもしれない。 でも、これくらいのことを考えている人間もシリアには2割程度いるということだ。 ちなみにヨルダンなどでは約5割程度がテロには肯定的な見方をしているらしい。 こう書いてしまうとまた何だかアラブって怖いなぁという印象を持ってしまうかもしれないが、 僕が非常に驚いたのは、むしろアラブ世界においても国や人によって意見が大きく違うという事実だった。 日本の世論などを考えれば当然のことだが、意見ってのはやっぱ人それぞれ違う。 どうもアラブ諸国というとなぜか一枚岩な印象を持ちすぎてしまうが、やはりそんな単純ではないわけである。 というわけで、今回のテロを通してちょっと大事なことを気付くことができたような気がする。
でも、やっぱテロを肯定する意見を友達から聞くと驚いちゃうなぁ・・・ |


