Alone in Syria... 〜青年海外協力隊の活動記〜

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シリアには協力隊員が沢山いる。数にしてだいたい30人くらい。

それだけいればやっぱり色々な種類の人間が混在しているわけで、
完全に疲れきってしまって日本に帰る日を指折り数えている人がいたり、
そうかと思うと、逆に任期を延長してしまうほど活動を楽しんでいる人もいて面白い。


僕は今、地方の隊員が首都ダマスカスに来る時に利用する、「隊員ドミトリー」という場所に仮住まいをしてる。
そんな関係でここんとこ先輩隊員と話をする機会が多いんだけど、その中でとても印象に残った言葉があった。
その言葉を口にしたのは活動が軌道にのっている隊員で、彼もやはり既に任期の延長を決めていた。
彼は赴任を目前に控えた僕に向かってちょっと(いや、かなり)酔っ払いながらこう言った。

「協力隊なんて楽しんだもん勝ちだから、楽しまないと損だよ」

協力隊は2年間という決められた期間で、与えられた任務を全うすることになっている。
でも実際は、異文化の壁や語学の壁にぶつかって十分な成果を上げられないということも多いらしい。
そんなんだったら、まずは難しいことを考えずに、自分が楽しむことを最優先すべきだというのが
彼の言いたかったことだったように思う。

正直、僕はこの言葉を聞いて自分でも驚くくらいに感銘を受けた。

彼は活動を楽しんでいるだけでなく、きちんと結果も出しているようだったし、
そういったことは鶏と卵のような関係(楽しむ→結果が出る→
楽しむ→結果が出る.....って感じ)なんだと思い知らされた気がした。
まずは楽しむべきだという姿勢は、その意味ですごく実際的なように思えた。
その考え方は完全に今の僕に欠如していることだった。


自分が協力隊という道を選んだ大きな理由の一つに
「とにかくスンゴイ挑戦がしたかった」ってことがある。

協力隊では日本ではありえないような壁にぶつかりそうだし、
今しかできない貴重な挑戦をすることができるような気がした。
社会に出てしまう前に、そういう未知なる壁をなんとかして越えてやりたかった。
曖昧だけど、これがいま自分がシリアにいる理由だと本気で思ってる。

だから、楽しむなんてことは少しも考えてなかった。
「結果を出すこと」、ただそれだけだった。


でも、それはそれでいいことじゃないかなとも思う。
もちろん、楽しむことの必要性だって知っているつもり(言われるまで忘れてたけど・・・)。
だからって、やっぱり「楽しむこと」が「結果を出すこと」の先に来るのは違うと今の僕は信じてる。
せっかく2年間も使うんだから、やっぱり楽しむだけってのはもったいない。
どんなに辛くとも、どんなに悩んでも、あくまで「結果」にはこだわり続けたいと思っている。

ま、そんなこと言っても、今はその「結果」ってのが何だかも分からないんだけど・・・
とにかく、それを見つけることも全部ひっくるめて、自分なりに納得のいく「結果」を出すことが現時点での目標。

「どんな壁が待ってるかは分からないけど、その壁に死ぬ気でよじ登る」

2年間、この姿勢だけは絶対に貫こうと思う。







ここんとこ忙しくて自分のことあまり考えてなかったので、
自分の考えをいま一度確認する意味で長々と書いてみました。
こう書いてみると、部活してるときと脳みそが全く変わってなくて驚きます。うーん…

カリビアン・ドリーム

さて、シリアに来てすでに3週間の時が流れたわけだけど、
はじめっからこの国に来たかったかというと、そんなことは全くない。

協力隊っていうのは、自分の職種を選ぶことはできても
国に関しては自動的に決められる仕組みになってる。
自分は環境教育という職種なんだけど、
この職種には中南米地域の要請が特に多くて、
合格が決まったときにはてっきり中南米に行けるもんだと思ってた。

ところが、送られてきた書類にはなぜか「派遣国:シリア」と書いてあった。
そんな国どこにあったかなと思って地球儀で調べてみると、
なんと「中東」、しかも「イラクの隣の国」ってことが分かった。
これは大変なことになったと思いつつ、もう少し調べてみると、
語学もアラビア語だし、任地もシリアの中でもめちゃくちゃ田舎の村だった。

カリブ海の美しい海と綺麗な女性、開放的な雰囲気に包まれながら
スペイン語を習得できるという夢のような2年間・・・
そんなことを考えていた僕にとって(完全に妄想だけど)、
派遣国がシリアになったことは相当な衝撃だった。

アラビア語なんか話せたって将来役に立つか分からないし、
シリアって国に対しても今ひとつ興味を持つことができない。
保守的なイスラムの村に2年間も一人で住むなんて、全く想像もできない。
帰ってきたときに自分が日本社会に適合できるかどうかも相当怪しい。
周りの友人より、社会に出るのが最短でも3年は遅れる・・・

正直、一度は協力隊を辞退しようとすら思っていた。
(この辺の経緯については今度また書きます)

で、シリアで毎日を過ごしている今、
迷いが完全に吹っ切れたかっていうと、
正直まだそうした迷いは心の中に少し残ってる。

街の人と話して言葉が全然通じないとき、
一人で行動していてふと孤独を感じるとき、
友人が社会人としてスタート切ったのを実感するとき、
いつも猛烈な不安に襲われる。

「俺が選んだ道は正しかったんだろうか・・・」

この問いに対する答えは、今はまだ出ていない。
もちろん後悔なんてこれっぽっちもしてないけど、
やっぱりどうしても焦りを感じずにはいられない。

でも、そんなことばっか考えていても始まらないとも思う。
もう自分の果てしない挑戦は始まっているわけで、
これからの2年間で何を得られるのかは自分次第だと思う。
自分が悩みぬいた末に出した答えは協力隊だった。
必死に考えて選び取った、みんなとは違う道。

「大いなる回り道の先に何があるのか・・・」

まだそれが何なのかは分からないけど、
今はただただ一生懸命に、それを見つけたい。

これから先も本当に本当に思い悩むだろうけど、
弱音吐きつつポジティブに自分らしくやっていきたいと思ってる。







なーんて、そんなに思いつめてるわけじゃないんで心配しないで下さい。
ただ、今の正直な気持ちも書いておきたかったので・・・

ではでは。

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