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昭和45年11月25日 三島由紀夫自決
いま、三島の書籍が刊行されている。45年当時は、非難の世論が強く、大手の書店でも三島本は姿をけした。文庫本も同様であった。
書棚の「み」の段には『宮部みゆき』『宮田輝』などが並び、三島の著作はまかった。
平成22年になり、文庫には、「潮騒」「金閣寺」「春の雪」などが並んでいる。
三島由紀夫全集は、二回出版されている。いずれも新潮社である。
最初の全集は、岳父の杉山寧の装丁で、ワインの皮背表紙、白地金文字の瀟洒なデザインである。
このたび、念願かなって、美麗な完全版36冊を入手することが出来た。
人生の終焉まで、愛読するつもりである。
上野の児童図書館 以前上野図書館であった。戦災を免れた、立派な西洋建築である。
半世紀以上前、一般図書館時代に、閲覧室に坐った記憶がある。机には、クラシックなスタンドが
灯っていた。現在の児童書閲覧室に坐って、世界の童話を手にする私は、グリムの老婆である。
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